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山河令

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朝廷の暗殺組織「天窗」から抜け出すために、⾃⾝の体にくぎを打ち、代わりに残された3年間の⾃由を得た「天窗」の元⾸領、周⼦舒は謎の男、温客⾏と出会い、⼀夜にして無敵になれるといわれる武庫の鍵「琉璃甲」をめぐる壮⼤な争いに巻き込まれていく。

2021年 山河令

↑のポスターは、下(受け)が青、上(攻め)が赤でYoukuマークだから、と中国でファンが妄想してたんだよ。それが、日本でのパッケージデザインは、より距離がくっついてるの!

Amazon ビデオ(Primeにはなってないけど)でも出てる。最終話↓に彩蛋(イースターエッグ)のアフターエンディングがちゃんと入ってた。

感想

私の嫌いな「壮大な」が入ってるけど、そんなに壮大ではない。武侠らしい、コップの中の嵐だよ。

Priestさん原作の、BL小説を改変した作品です。小説としては「天涯客」。これがもう、性癖モリモリで(褒めてる)。天涯客も(ゆっくりと)読み始めたよ。演唱会も(二日目だけだけど)買ったよ。お出かけできない分、全部山河令で過ごしてる感じ。

Amazonにはサントラと演唱会のMP3が出てます。音の修正(特に周也ちゃん)が入ってるけど、やはり演唱会まで走った身としては、演唱会は心に沁みるものがあります。

これがサントラ。

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これがコンサート。

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愛し合う二人の男を表情だけで表現してくる。セリフもない。直接的なシーンは一切ない。でも暗喩もりもりな上に、そもそも「あなたは特別な存在だ」と表情で伝えてる。(日本語字幕はなんかBL度高めでしたが)

毎度おなじみ、屋根の上でのデート。

この温君の紫の衣装が好きです。ごろごろからお姫様走りするやつ。

私はYoukuにダウンロードしてある。VIPだからきれいな画像・きれいな音で見られますし。

どうも、YoukuとYouTubeでは多少編集が異なるシーンがあるようで、もちろんYouTubeの方がBL度が高い。後半にかけて、話がすっ飛んでいっていたのは尺が(他の中国ドラマと比べても)短いから仕方がないかな。

お話は。

天窗という、とある王さまの飼っていた処刑集団がいて。周子舒はその天窗の首領にして、四季山庄の庄主だったのだけど、もう処刑には飽き飽きしてる。

しかも、最後の処刑は死んだ弟弟子(四季山庄の先代の息子)の恋人だった。で、天窗を出るためには、ネジというか釘を体に打ち込み、廃人になるしかない。周子舒は体に打ち込んで、変装してふらふらしているのだが、そこで温客行という男にストーカーされるようになり。

という感じで話が進みます。すごいスピードで話が展開するので、多少物足りなさがあります。最後の1話だけで3話か5話くらい作れそうなのに。

金庸の世界でBL展開する感じ

ゾンビ軍団のようなものが出てきたり琉璃甲というものが出てきたり、鍵がどうのこうのって、陳情令っぽくはなくはないけれど、陳情令ってずーっとホラーテイストでしたよね。こちらはパートパートはホラーテイストですが、ホラーというよりも金庸の世界ですよ、これ。金庸の世界でBL展開していく感じ。

BL度は大ヒットした「陳情令」よりも低いかな?と思ってたのね。こっちでは攻め(仮)が熱っぽく口説くのが、ヘテロ男子のやる冗談っぽくて、そんなにBL度は高くないように思ってたの。いやいやいやいや。中国の検閲の、かなり限界を攻めてきてるように思うのよ。

この後に公開される「皓衣行」(二哈和他的白猫师尊)に、同じくPriest原作の「殺破狼」は本当に早めに公開した方がいいと思います。山河令がヒットしすぎて「これはダメです」で山もりの修正、もしくは、お蔵入りになりかねない。ってくらいギリギリな感じ。目と目が愛を語るんだから。

攻め(仮)のストーキングスーパーダーリンぶりに、受け(仮)が「お前は誰だ?」と疑いながらもしだいに情にほだされていくし、互いに背中を預けて刀を握るのに、戦闘中に視線と視線を熱くかわしてみたり(もちろんスローモーション)と、直球でBLドラマでしょうか。ラブシーンがないだけ?という感じで、全集公開できるんでしょうか、大丈夫なんでしょうか、さっさと一気に公開しませんか?と、ソワソワしてたけど、全部見られて良かった。今後いきなり見られなくなって(なぜか)YouTubeに残ってる、なんてことになっても驚かないよ。(実際に後宮ものはだめよーってことになってて。しれっと「如懿伝」と「延禧攻略」がセットで配信停止になってる)

って書いたらYouTubeには残ってるのではないかと思うけれど、日本はジオブロ。Youkuでは見られなくなってない!?

だから、「皓衣行」と「殺破狼」はさっさと公開したほうがいいです。 できる限り速やかに。そして一気に出してくれ!!!

日本版本当に貴重なの。

受け(仮)が腹をくくって正体を含めて攻め(仮)を受け入れ、ずーっと追いかけ回していた攻め(仮)が「正体がバレちゃう」って思い悩み初めるところで、私の火がついてしまいましたよ。好き。スーパーダーリンな攻めよりも誘い受けな攻めが好き。31集くらいまで見て、初めに戻って4集くらいまえ見てください。私、当初顔の区別がつかなかったような人たちが、あああああ、って感じで。はじめっから相手が誰だかわかった上で、温客行は追いかけ回したんだねって。

周子舒という全て投げやりになった人間は、温客行という希望を見つけ。
温客行という恨みの塊だった人間は、周子舒という愛情を見つけ。
山河令の素晴らしさはそこだったなあって。

検閲を抜けるために、この二人は幼い日には師兄と師弟だったという設定にしてあります。検閲官はBL脳ではなかったんでしょうねえ。この設定のせいで、「初恋の人」的なところがありますが。

金庸の世界でBL展開というのは、特に、「笑傲江湖(スウォーズマン)」の世界だ。あれはブリジット・リン以来、東方不敗を女性に振りがちなんだが、原作というより映像作品の方でシャッフルすると本作に近くなりそうです。あれもまた、コップの中の嵐。

もう一つは、「射鵰英雄伝」「神鵰剣俠」のシリーズです。ラストがどう見ても古墓派だった。

今にも東西南北の連中が出てきそうな雰囲気なんだけど、実は丐幇の首領がめちゃめちゃ悪そうとか。ピンクと黄緑のおそろコーデの老夫婦がひどく怪しいとか。清風派の連中があくどく、口だけの少林寺派に媚山派とか。

どこか善人がいてもいいのに。

金庸の世界だったら信じて良さそうな人たちが、かたっぱしから欲の皮が突っ張ってて怪しくて、初めは悪そうだった奴が案外悪くない?とか。背後にさらに操ってる奴がいそうなところが陳情令(あれは操ってる奴の悪事を、さらに別の奴が別の奴を操ってあばくからな)っぽさがあるし。

周子舒が、郭靖・黄蓉を助けた北丐、(狂った後だけど)楊過に術を授けた西毒が温客行、一切学んでこなかった(けど、センスはあるよ、と言われる)张成岭が郭靖であり楊過であり、ということかな。北丐こと洪七公と、西毒こと欧陽鋒は、相打ちというか共に力尽きて死ぬんだが、BL妄想できますよね。

これは、ひょっとすると、金庸の時代は「こう人って怪しいよね」と偏見にさらされていたような人たちを善人に振ったのが面白くて、それが古典になってる今日は、それをさらにひっくり返す方が面白いんでしょうか。

波紋を広げてやれと、石を投げた温客行は、事態が思わぬ方向に転がり始め、予期せぬ話を聞かされてショックを受けるのも面白いポイント。

「悪」に振られた鬼谷側にも理由があって、なんらかの仇討ちを抱えてたりもする。「正道」を主張する側の方がかなり汚いところはやっぱり「笑傲江湖」からの系譜という感じです。

中国ドラマなので勧善懲悪だったり悪人が改心するのが前提だけれど、パートパートでも勧善懲悪だが最終的には全員「善でも悪でもない」ところに落ち着いたっぽい。

こうやって、かなり中国ドラマを見続けると、「琅琊榜」の江左盟って、本作の鬼谷や陳情令の(なんだっけ)温氏の残党を連れて行った谷、ああいう感じなんだなってふと思い出しました。「花千骨」の姐姐のところの変なメイク集団も含めて、正か、邪(魔・悪・鬼)とはどちらに立つかによるという感じ。そう気付くと、「悪」とされる側にも道理はあるんですよ、というのは、中華圏では古くからやってたストーリー展開だったんだなって。ああ、「水滸伝」?とかわけがわかんない方向に行きかけるのでここで止めよう。

周子舒

Priestさんは「病弱な」「凄腕の」「年上」受けが性癖ですかね。あと、悲劇を盛り込むのも。

周子舒はたまに発作に襲われるんですよ。(顔を変えたり、発作に襲われたり、梅長蘇じゃないですか)顔を変えた姿が、え!?!?ジェリー・イェン!?!?「花様」のジェリーそっくりで、びっくりしました。張哲瀚ですよ。

見てみたら、あんまり似てなかったね。(もう一人の男性は鄭元暢)

周子舒を演じるのが、張哲瀚。「琅琊榜」の林殊、「弘文学院」で見栄っ張りな留学生を演じていた、あの子ですよ。

弘文学院で↑やってた子が、本当に大出世したわー(と完全におばちゃん目線)。(弘文学院は、色彩が結構きつい上に内容のめちゃ軽い、気軽なドタバタコメディです。)

弱っていくところが、内功の使えなくなる令狐冲っぽさがありますが、キャラがもっと真面目さんなのよね。もともと悪いことをさせられてましたということで「月下の恋歌」での東方不敗っぽくもあり。

ただ、進むにつれ温客行の方はまだ愛を知らない人のようですが、周子舒は弟弟子(故人)と愛し合っていたのかなと。向こうには婚約者らしい人がいたので、周子舒の片思いなのか、愛する人は周子舒だけど、婚約者の方も嫌いではない的な、何かだったのか。「攻めにほだされる受け」というよりも、腹くくってこの問題児・温客行を受け入れることにしたというかなんというか。20話過ぎてからストーカー温客行ではなくて周子舒が攻めに転じるというか、温客行は誘い受けというかへたれ攻めなんだな。(好み❤️

張哲瀚は顔も整ってるし、スタイルも悪くないし、演技もできるし、アクションだってしているように見せられるし、歌い始めると下手どころかうまい。コンサートの舞台の上でも舞台慣れしてる感じなので、テレビの俳優さんよりも舞台の俳優さんの方が向いているのかもしれない。

しかしながら、一つ頭を抜けるには何かが足りない人ですね。

全てが10点満点で7点・8点と叩き出すので点数はかなり高いけど、一つ頭を抜け出すには(その代わりに何かが5点くらいで良いのだけど)10点満点で15点20点と出していかないとならない。ジロー・ワンなんて華だけで15年以上生き延びてるところがありますし。

それが、凄まじく華やかな龔俊と組んで、お互い足りないところを補い合った感じで、二人でロケットに乗れて良かったねえ。と思いながら演唱会の「天问」をヘビーリピートしてます。歌うと、足りないところを補い合ったコンビだったなあってのが象徴的に感じられます。

しかし、長い間売れなさすぎたせいか、脇が甘すぎたんよな。張哲瀚はパージされたんだもの。ロケットに乗ったら、一人だけ吹っ飛ばされた…

温客行

温客行を演じるのが龔俊。この人は初めて見ます。

唇がぽてっとしてて、口をしめてるとキリッとした美男子だけど、なんかの拍子に口元の少しだらしなさと色気の境界にあって、不安定で、誘い受けっぽさを助長してとてもいい。こっちは元々の令狐冲っぽい軽めのキャラだけど、実は、という逆転を作ってあるから、単純さはない。二役あるわけではないけれど、花花公子として飄々と市中で遊んでるところも、スーパーダーリンとしての甘い顔も、鬼谷谷主としての表情がガラッとかわるし、良かったわ。温客行の幼年時代がわかってくるにつれて、表情が幼くなるのもうまかった。

周子舒に一目惚れしてストーカーしてスーパーダーリンやってるときは、熱く熱く口説くけれど、周子舒がいざ向き合おうとすると、逃げ出しちゃうヘタレ攻めぶりがかわいい。温客行が緑の中を駆け出し、河原まで行くところで、弾幕字幕が「小公主出逃了」ってお姫さま扱いです。赤紫の衣装もドレスっぽかったですし。(好き❤️

俳優さんだから、お歌まで期待しちゃいけない人なんですけれども、何もかも太陽みたいにきらきらと全力投球しちゃう人なんですよ。クライマックスでかかるお歌(天涯客)のひどさはYoukuでは「兄さん、歌わないで」と弾幕字幕で遊ばれるレベル。

ところがこれをおいしい!と思って持ちネタにしちゃえる図太さが素晴らしいですね。それが「スター」の資質とも言えるのかもしれない。「天涯客」よりも主題歌の「天问」の方の方が、もともとプロのシンガーが歌ってる分だけ凄まじく聞こえます。

コンサート(山河令演唱会)で歌い始めると、保護者の気分でした。

こっちは一日目で、私は二日目を購入しましたが、「舞台上で歌う」ことに慣れるんでしょうかね、二日目の方がよく歌えていました。(保護者目線)

ずーっと自分のパート以外でも口が動いてるのが、もう愛らしくて愛らしくて(何度目かの保護者目線)

温くん、ずーっと「あしゅぅ」って追いかけ回したじゃないですか。あれをずーっとコンサートの舞台上でもやってくれます。(バラエティで共演してもやってくれます)サービス精神が旺盛すぎて、二人まとめてパージされないかひやひやです。Youkuよくやったよ。

と思ったら、上のサムネの右に立っているのが張哲瀚。完全封殺されたからね…

ぜひ、Youtubeで「山河令演唱会 天问」で検索してみてください。コンサートまで出してこの物語は完結すると思うんだよ。それを音源にした方は、多少綺麗に修正されてるからなあ。

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顾湘

BLだから、男性は、主演ではなくても、そもそもこういう作品に出演するということが黒歴史になる可能性もあるんですよね。色がついてしまう可能性すらあって。張哲瀚みたいにキャリアがそれなりにあるけれど、うまく売れないという俳優さんにとっては、売り出す模索の手段の一つでしかなく、他の作品も見てくださいよ、僕はチャレンジの一つとしてやってみただけです、って逃げられる。ミッドリスク・ハイリターンの賭けでしょう。しかしながら、龔俊のように売り出し中の俳優さんにとっては、一か八かの大バクチだった。と思ってたら、パージされたのは張哲瀚の方だった。

ところが、女性にはそのリスクがほとんどない。山河令で最もローリスク・ハイリターンだったのがこの、顾湘を演じる周也だったのではないかと思います。

Youku本体で、「山河令」のサムネで出してくるのは、結婚式の大惨劇の顾湘の凄まじい形相じゃないです?ただの可愛い子で終わるかと思ったら、そんなことはなかった。かわいい娘を殺されたパパの激怒ぶりもすごかったですね。

Angelababy的だけど顔をあまりいじってない感じ。体も柔らかい。声がアニメ声声優さんが当ててるっぽいけれど、こういう声が似合う演技をそこそこ丁寧に演じる若手の女優さんって珍しいかも。将来に期待。

ところが、鬼谷の父があんな調子で子守唄を歌って育てたからでしょうかね。ってレベルで、娘も歌えません。これだけ演技ができて、顔もきれいで、体もアクションしているように見せられる女優さんに歌まで期待しちゃいけないのですが、歌が本当にひどい。もちろん、素人さんを舞台に上げたらこれ以下になる人がほとんどだと思います。でも、コンサートでは生歌だったっぽいのに曹くんとだったら普通の素人さんくらいには歌え始めるから、感情を込めて演技をするってすごいことですね。

他の皆さん

本作で、唯一純粋に善人だったのが曹蔚宁。馬聞遠くんもかわいかった。

主人公二人も、阿湘も悪いこともしてたけれど、曹蔚宁だけは純粋に信頼できた。四季山荘で、温客行と周子舒、顾湘と曹蔚宁、张成岭と高小怜の3組のカップルで、李子柒みたいな暮らしをさせたい(涙

と言いつつ、彩蛋(アフターストーリー)で出てきたのは高小怜の彼氏だった大師兄なので。高小怜、張成嶺との間に女の子を産み、大師兄との間には男の子を産んだの!?というか大師兄の人は大師兄役ではなんかぬぼっとしてたけど、おじさんメイクで出てくるとそれなりに見えるのにびっくり。

CPの子こと、张成岭を演じる孫浠倫くん。

神木隆之介っぽいということで、弾幕字幕で「神木」と書かれていたのも見た。両親(パパが温客行、ママが周子舒)の間で片手ずつお手手をつなぐシーンとか、よくやるよ、この子。なお、周子舒は教育ママゴンでしてかなりスパルタ教育を施します。温客行が止めに入ろうとして失敗するシーンの弾幕字幕が「パパ、子の救出失敗」とかさ。

北京舞踏学院附中在学中の2005年生まれです。ちょっと待ってくれ、2005年ったら、わたしゃすでに中華エンタメに落ちてる。香港映画を見漁ってる時代じゃないの。おそろしや。檀健次もこの学校にいましたが、中国で俳優をやろうと思ったらダンサーは強いね。アクションしているように見せられるから。アクションシーンの需要の多さは、他の国の比じゃないもの。この年齢でデビュー済みということは次は北電か中戯かに進学することでしょう。普段はなんかもさっとしてるんですが、こちらも将来に期待。

蝎王を演じた李岱昆は、もともと温客行でアサインされたけれど、蝎王を希望したんだそうで、 赵敬に対する感情の変化もよろしかった。しえちゃん、もう💖。氷づけになったしえちゃんを掘り起こしてきたいくらい。温客行と蝎王が逆のキャスティングだとそれはそれで全然違うテイストの作品になったかな。彼もサービス精神旺盛で、ちょっとキモい感じで(ご本人のキャラとはまた違うけど)インタビューにも答えてくれるのが素敵。

キャラとしてはしえちゃん(蝎王)が一番好きだけど、本作で語るべきはやっぱり、龔俊と温くんだよなあ。

チートキャラだった叶白衣を演じた黄宥明を見たのは、「金蘭良縁」、「如懿伝」から三本目かな。

これだったんだよ…。ひねくれキャラがこれまでで一番フィットしてたと思う。

もう一人、沈慎。演じる郭家豪の顔に見覚えがありすぎると思ってたら、弘文学院にいたんだ。当時は「郭郁滨」という名前だった模様。

ただ、サムネで見てもどっちも「金蘭良縁」「弘文学院」当時の中国ドラマの色彩って結構テカテカぎみというか、うるさいですね。衣装もポリエステルっぽいというか。どちらもドタバタコメディなので色彩まで含めて、作品にふさわしいと思いますよ。山河令の衣装や美術は、陳情令を見てしまうと正直かなり見劣りするようにも思ったけれど、それでもすごく落ち着いてシックだったんだなーってつくづく思います。これが中国のセンスの進歩でしょうか。

もう一組のチートキャラ、景北渊(七爷)と乌溪(大巫)はCPらしく、「七爷」という前日談の小説もあるんだそうな。よもう。 

コメント

  1. […] さて、ドラマの琅琊榜からすでにかなり経つけれど、最近ネットで書かれたBL小説を原作にしたBL改変ドラマが盛り上がってて「陳情令」なり、「山河令」なり。陳情令は美術クオリティがものすごく高くて本当に綺麗ですよ。あれも楽しかったなあ。 […]

  2. […] 黄宥明くん。素直な役でよく見てたけど、山河令でのひねくれキャラが一番似合ってたんじゃないかと思う。 […]

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