唐人街探案(僕はチャイナタウンの名探偵)

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唐人街探案

それなりに通った名前の俳優さんたちが出るし、テンポもいいので、日本に入ってくるかと思ったら入らない。

劉昊然が、とっぽい田舎の高校を卒業して(行き先がない)子。ただし、自己表現ができないが、とても出来がいい。

王宝強はいつも通りの、うるさい男。

舞台はバンコクのチャイナタウンで、親戚の王宝強を頼って劉昊然がやってきたが、と言う話。

どったばったどったばったしながら名探偵とダメダメ刑事の物語なのだけど、佟麗婭が出てきたところで、「らんやーばん2」で涙崩壊よ。

唐人街探案2

今回の舞台はニューヨーク。

《2018湖南卫视跨年演唱会》探案剧组欢乐上线!《Happy 扭腰》魔性洗脑

日本から妻夫木聡も出てくる、というところ。

なんと申しましょうか。ニューヨークで中国文化に非常に理解のある人が出てきたり。「他来了」っぽいよなと。

3では舞台は日本。今度こそ日本公開はあるの、か?

唐人街探案(ドラマ版)

2と3をつなぐのか。3話あって、1-8集が邱澤の2話、9-12集が陳哲遠の1話。この二人、(映画の)唐人街探案3にも出てくるようです。iQiYiのVIPだったら見られる。なんか会員登録したらVIPになってたのでVIPの期間が終わる前にいろいろ見てやれーということだよ。

日本語では、ワンクールのドラマの中を1話、2話、もしくは1回、2回とカウントするけれど、中国語では、ワンクールのドラマの中を1集、2集とカウントします。台湾も中国も同じ。

1話が2で唐仁がニューヨークに行った後の林黙の話。2話が林黙が唐仁の弟子になる直前の話。3話は、2で出てくる日本の名探偵の野田昊(昊の字は中国人には多いんだけど、日本人には少ないぞ。)、の弟の野田昊二たちお金持ちのボンボンの話。昊の弟が昊二ってのも日本人には少ないぞ。 

12集しかないから、まるっと日本のドラマワンクール分だけど、1話目の曼荼羅、2話のバラは結構なクオリティなので、下手なスピンオフ映画が3本ある以上の出来だと思う。

金あるよなあ、中国のエンタメ業界。とはいいつつ、邱澤の2話(特に2話目)は、台湾系の人たちが妙に多いですが。

網劇《唐人街探案》主題曲MV:邱澤 X 張鈞甯 X 王寶強 X 王真兒《執念》|愛奇藝台灣站

邱澤が演じる林黙は、鼻のよく効く化学教師が「探偵だということに気づいてしまった」というお人なのね。「黙」って繁体字で「默」。しょっちゅうクンクンしてるし、色も黒いからかコンビを組む女性刑事に「林黒犬」って呼ばれてる。

この邱澤がすごくいい。びっくりするほどいい。少しくたびれた感じがバンコクの湿度に合ってるというかなんというか。くたびれたハスキーボイスがセクシーだよ。雄っぽいセクシーさというよりも、結構ぶっ倒れるので、ダメっぷりが庇護欲をそそる感じでしょうか。

年下女刑事どころか、女子中学生にも可愛がられてたじゃないですか。二人とも庇護してたでしょ。

能無しセクハラ男の唐仁は3の途中でお亡くなりあそばして、ぼんやりしてる秦風と、ぼんやりしてる林黙のぼんやりコンビに変えたほうがいいんじゃなかろうかと思うくらい魅力的でした。

ひょっとすると、檀健次が2020年のロックダウン中に上げてた、日焼けして(というよりも、光の具合や、フィルターその他がかかってると思うけど、あれが元々の地の色に近いんじゃない?)ヒゲまで生やしてた顔を見たときに、邱澤?と思ったことがあるので、そういうことかもしれません。

そういえば、「懐かしの」が枕詞につく邱澤だけど、まともに出演作を見てなかったような気がします。「スクリューガール」を途中でギブしたような感じ。普段の邱澤はそこまで好みではない。私はあまり俳優さんに道徳を求めないけれど、共演相手の女優さんに猛アタックをして相手が振り向いた途端に飽きてポイってしちゃうという、渣男だとと何人にも言われてたのも、ラブコメの王子には似合わないですし。ただ、30代後半から演技の評価がぐっと上がった人のようなので、いくつか見てみましょうかね。

張鈞甯は、なぜ側室とか愛人みたいなイメージの役がここのところ多いのだろうか。ご本人は真面目さんどころか、台湾や中国では実際にはそういうことはなくても匂わせて話題を作ろうとするくらいなのに、大抵潰していくので、むしろ男嫌いではなかろうかと思うほど。だから、逆にそういう役を当てやすいのかもしれない。さて、今回は悪女か聖女か。コメントに流れていたのが東野圭吾の「白夜行」で、そんな感じよね。あれは読んだ。

白夜行 (集英社文庫)

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ありがちなファムファタールということです。

このシリーズは、1だったか2だったか、盗作?と囁かれるところがあるから、そういうもんです。

《唐人街探案》OST: 别轻易相信MV | Detective Chinatown| iQIYI

野田昊を2と3で演じるのが妻夫木聡。本作の3話(9集以降)で弟の野田昊二を演じるのが陳哲遠。そうです。殺破狼で檀健次とCPというわけで、実は邱澤よりも陳哲遠でした。

サバゲー系eスポーツ大会と、5年前の事件とー、という感じで、邱澤の2話目までと全然関係なければ、2話には出てくる「Q」もない。んー。オープニングで8集までは邱澤が「化学教師だったが、名探偵なのである」だし、一応バンコクの話なんですよ。で9集からは陳哲遠が「やっぱり唐人街探案」っていうんだけど、公海上の島が舞台だし、バンコク関係ない。最後が高雄なんだけど、なんと「中国台湾警察」が出てきたりと、いちいち逆撫でしてくる。

「中国台湾警察」ってところは、制作者側・出演者に入っている台湾組への踏み絵なんですよね。8集目まで邱澤と張鈞甯という台湾組が実にいい仕事をしたので、入れざるを得なくなってしまったとかですか?

これ、ひょっとしたら5年後くらいの日本人出演者にこういう、踏み絵になりかねないなあと危惧するのだけど、ナチスの例、ハリウッドの例をあげなくても、エンターテイメントはプロパガンダの重要なツールだよね、ということで。

で、唐人街シリーズは「中国国外」のチャイナタウンが舞台なんです。つまり、バンコク、ニューヨーク、東京と、中国国外でしょ。つまり??高雄は「中国国外」ということなんですよ。プロパガンダなら、論理を一貫させようねえ。本作は、下手すると制作・9集以降の出演者をパージするときに使われかねないなあということでもある。

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