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「ときめき旋風ガール」 & 「私のツンデレ師匠様!」

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タイトルがおかしなことになっているが、「ときめき旋風ガール」が「旋風少女」、ツンデレ師匠様が「旋風少女2」。唐人のアイドルドラマです。

ときめき旋風ガール

バイツァオは運動神経抜群の女子高生。国民的競技“元武道”のスター選手だった養父シャンナンに憧れる彼女は、ある日、名門道場・松柏(ソンバイ)館のトップ選手ルオバイと出会う。
とある事情から松柏館に入門したバイツァオは、真面目で厳しいルオバイのもとで練習に励み、徐々に武道の才能を開花させていく。
いつも優しく見守ってくれる医学生チューユエンをなぜか意識してしまうバイツァオだったが、ある日、世界チャンピオンのティンハオが猛アプローチを仕掛けてくる。
さらに、ルオバイもバイツァオに特別な感情を抱き始めて…。

2015年 旋風少女

感想

呉磊目当てに見ても、切り干し大根でもできそうなくらいの大根のオンパレード。

ただ、シェン監督によるティンイーへの依怙贔屓など。「ジャクギ」で「現代では努力次第で機会は平等に与えられる(のに清ときたら)」とやっていたのを思うと、「不平等なのものよ」とルオバイに言ってのけるシェン監督は現実的な話でもある。

現代劇だからか、自分で吹き替えているのか、それともオンレコなのか。オンレコだろうな。台詞回しが棒読みなのが大変よろしくない。

バイツァオを演じる胡冰卿は、明妃伝の如香を演じたり、(唐人にいたから)いろいろ演じてるようなんだけども、おそらくこのバイツァオという役に合ってない。今回は地味めだけどメイク次第で多分知的美人な役の方がいいと思う。さらに運動神経が抜群とくれば、武侠ものがやれるんです。

こういう、「頑張っている私を見てちょうだい」というキャラクターかつ、牧野つくし型の「出てくる男が大抵惚れ込む女の子の型」のキャラクターを演じられるのって、演技力だけではなくて容姿も必要だよなあと。

運動神経で選ばざるを得ないけれど、こういう、地味顔の女優よりも、若い頃のエラ・チェンまでいかなくても、バービィ・スーのような美人だけどちょっぴりファニーフェイスめに見せられる女優の方が似合うんですよね。10年前だたら、リウ・シーシーがやった役だろうかねえ。

高校三年生というよりもおばちゃんっぽいし、泣き叫ぶだけだし。多分この作品はオンレコなんだけど、この人は本当に台詞回しが下手。古装劇で吹き替えてもらったほうがいい。

ひどいのが、病室のシーンでも怒鳴るシーンがひどい。普段のシーンでも、「ルオバイさんは調子が悪いです」という設定でキンキンキンキン叫ぶので、ルオバイさんの病気を悪化させたのはきっとバイツァオ。そういうところが積み重なっていくので、実はバイツァオのシーン(ほとんどたくさん)は飛ばさざるを得ない。

バイツァオはいい子だったけれど、話が進むにつれてどんどん自己中心的になっていく。それでルオバイ先輩が巻き込まれていくのが気の毒で。

契約問題という話だったけれど、続編の「ツンデレ師匠さま」では下ろされるのもよくわかる。

ヤン・ヤンの演じるルオバイは能面。ただ、存在だけで笑えてくる。お坊ちゃん設定かと思ったらそんなにお坊ちゃんではない設定で、嫉妬のあまり道着をちくちくちくちく。ああ、大陸の世話好きの男の子だ。さらに、バイツァオのためにどんどんどんどん自己犠牲していき、そのバイツァオ本人はそれになかなか気づかないというのが、花沢類型というよりも、白子画に見えてくると、もう笑える。説明しない男と想像力を徹底的に欠如した女の組み合わせが事態(今回はルオバイさんの体調)を悪化させていくんで、半分くらいはやっぱりルオバイさん本人にも責任があるんだが、出てくるだけで笑えてくる。ヤバい。

そして意外だったんだけどヤン・ヤンの「ぎこちない笑顔」がすごくキモい。「三世三生」でも夜華が受け入れ難かったのだけど、キモいかったんだな。どっちもキモいキャラでもないし、ヤン・ヤンって優等生っぽくてそんなにキモい人ではないんだが。ただ、熱のシーンは上手くて、塗りまくってる顔のその下の、耳や首が真っ赤。温泉にでも入ってから撮影しましたか?という感じ。

もう一人の花沢類型男子のチューユエンは吹き替えかなあ。台詞回しが一人不自然。この人も切り干し大根ができそうだった。

ティンハオも能面、だったけれども、話が進むにつれて陳翔はかなり演じられるのがわかった。というより、かなり面白い。パターンとしては、道明寺司型だけど、ドM。こっちもまたドM。アイライナーのせいだろうと思うけれど、たまに目がアレルギーで真っ赤でお気の毒でした。

もう一人面白キャラはグォンヤー。バイツァオと一緒に育った仲だけど、ツンデレ百合ぶりがすごい。雨婷儿ちゃん、かわいいかわいい。

グォンヤーが悪役女子かと思ったら、そうではなくて、ティンイー。すっごい美少女なんですが、この顔立ちだと、悪役が多いだろうな。趙圓瑗、すっごい表情するんですよ。胡冰卿がアクションのキメシーンでもあまり表情を崩さないんです。しかしながら、この人がすごいよ。美貌をめちゃくちゃ崩す。かんっかんになる顔がこわーいこわーい。韓国ドラマもだけど、中国ドラマって悪役女子が一切手を抜かないんだけど、いいねえ、いいねえ、もっとやろう。

呉磊が演じるイーフォン先輩がくるくる表情が変わってかわいいんだけど、発音がererしてて、巻き舌が田舎臭く感じるんですよ。台北の発音に慣れてるし、行って上海・広州だとあんまり巻かないから。巻くとすごく田舎っぽく感じるようになっちゃう。

イーフォン先輩が片想いするシャオイン(バイツァオの親友)もおばちゃん顔だなあ。演じる譚松韵は「諍い女」で溺れて死ぬ子やってたのか。でもこの単純な陽キャの役にはものすごくあってたんだろうと思う。なんとなく、この人はお金持ちを捕まえて結婚して引退するか、おばちゃん役で生き残るかなんだろうな、と思ったけれど、いい意味で裏切ってくれよ。面白い感じから。

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私のツンデレ師匠様!

バイツァオは国民的競技“元武道”の有望選手。かつて愛していたルオバイの死を受け入れられず、自分が世界選手権に出場すれば彼が戻ってくると信じている。
ある日、バイツァオが通う名門道場・松柏(ソンバイ)館にアメリカから新しいコーチ、チャンアンがやってくる。すぐに稽古を始めたチャンアンの指導はスパルタ方式で、門下生たちは大反発。だがチャンアンは聞く耳を持たず、バイツァオが世界選手権に出場したがる理由がルオバイにあると知ると、「俺の稽古に耐えられたら出場させてやる」と、さらに厳しく指導をする。
そんな中、稽古の過程でチャンアンのさりげないやさしさに触れたバイツァオは、少しずつチャンアンを意識するように。

一方、バイツァオに長く片思いをしているティンハオは、チャンアンから彼女を守ろうと決心。自分は賢武(シエンウー)館の所属であるにもかかわらず、松柏館のコーチに名乗り出る。
ところが、バイツァオの武道の最大のライバル・ティンイーが、兄であるティンハオの必死な様子を見かねてバイツァオに怒りをぶつけ…。

旋風少女第2季 2016年

感想

タイトルが変わっているが、「旋風ガール」の二作目。前作から続いてはいるが、主演が変わった。

前作もだったけど、スポンサーがどこだったかよくわかる。今は配信が前提で、配信の途中に入る広告に、出演者が出ていることがよくある。

前作が、「不平等な現実」を描くのと比べると、そういうリアルさはない。キャストは前よりもキャラクターに合ってると思うけれど、ラブコメに終始していたようにも思う。

中国ドラマの面白さって、悪役女優が徹底的に悪役に徹することだと思う。お見事に演じきったのが、例えば「明妃伝」の金晨。前作ティンイーやミンジュもよかったけれど、今回のティンイーは反省しちゃうし、ミンジュ(どう見ても若い頃の鈴木蘭々かこずえ鈴)は仲良しになる始末。今回の悪役のユンス(王子璇)もなんだか不発。

フー・ビンチンのバイツァオには終始いらいらさせられたけれど、(唐人との契約問題だという話でもあるが)バイツァオを下ろされて、今回のバイツァオはアン・ユエシー(安悦溪)。ファニーフェイスめで美人よりもかわいい人なので、この「バイツァオ」というキャラになかなか合った女優を見つけてきた。ただ、身長が低いのか、手足がフー・ビンチンよりも短いのか、アクションのキメ部分の迫力があまりない。

比較的見慣れた顔なのだけど、これまで何で見たかといえば、上のサムネの花千骨の虫(霊虫)だった人ですし。他にも三世三生の蛇(巴蛇)。なので、何よりも人間を演じられてよかったねえと思う。

ルオバイ死後(バイツァオ一人が生きていると思っている)、という設定で始まるけれど、イーフォンもしょっちゅうアメリカに行くし、チューユエンもアメリカから帰ってこないというだけで、生きてる設定だろ、旋風少女3をやる設定だな。(ちらっとヤン・ヤンが出てくることもある)しかしながら、「旋風ガール」のあのバイツァオを思えば、ルオバイも「このまま一緒だったら、俺は死んでしまう・・・」ってなるよね。

今回、不在のルオバイ(ヤン・ヤン)の代わりにコーチに入ったチャン・アンを演じたチ・チャンウク。ヤン・ヤンとは貫禄が違う。ウー・レイなんぞ、99年生まれなので、8歳違うヤン・ヤンと同級生を演じたんだけど、これが演技力なんだよなあと。ただ、歯列矯正なのか口元に何か違和感がある感じな上に、なぜか口をぽかんと開けているシーンが多いのが残念。(スター・ウォーズ新三部作を見たけれど、デイジー・リドリーの口元に近いかも)

チ・チャンウクはヤン・ヤンより手足が長いのか、アン・ユエシーがフー・ビンチンより小柄なのか、それとも撮影技術なのか、迫力がありましたよ。しかしながら、肌を白塗りしすぎて・・・。また、チャン・アンもまた膝に爆弾を抱えてて、ルオバイ同様に、かと思ったらそいういうわけではなく。

今回は、ウー・レイはアメリカに行ってみたり、電話中だったり、あまり出てこない。譚松韵はお節介なおばちゃんになりつつあり、チェン・シャンは相変わらず面白キャラ。趙圓瑗もいい仕事をした。雨婷儿ちゃんはあいかわらずかわいいんだけどなあ。途中でアイドルになりたいと言いながら戻ってくるのはいかがなものかと。

新しく出てきた、フェイユー (飛魚)を演じるのは、郭俊辰。「太子妃」の楊厳だった子。動けるのは認めるけれど、演技力がもうちょい。もうちょいなんだ。

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コメント

  1. […] しかも、武侠ドラマっぽく、曹丕が剣の達人の弟子入りするし。表のヒロインが献帝ならば、裏のヒロインが曹丕なんだけど、好きな男(司馬懿)を得られなくて逆恨みして、ってあれか。「ときめき旋風ガール」か。 […]

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