太子妃 狂想曲<ラプソディ>

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プレイボーイの張鵬(チャン・ポン)はパーティーで美女を物色中、恨みを持つ女たちから命を狙われる。
プールに落ちた美女を救うため、果敢にプールへ飛び込む張鵬だったが、翌朝 目覚めると自分の体が女になっていることに愕然とする。
なんと古代にタイムスリップしただけでなく、張芃芃(チャン・ポンポン)という皇太子妃になっていた。
張芃芃の夫である皇太子 斉晟(チー・ション)は、張芃芃が有力な張家の令嬢であるため正室として娶ってはいたものの、
張芃芃のと遠縁で趙王に嫁がされてしまった江映月(ジャン・インユエ)のことを想っており、
張芃芃に対しては冷たい態度を取っていた。一方、斉晟の弟の九王は、斉晟とはライバル関係にあり、
昔から張芃芃のことを深く愛していたのだった。現代に戻れないと悟った張鵬は、仕方なく皇太子妃として生きることにするも、
やはり中身はプレイボーイ。普通の妃では考えられないような言動を取る始末。突然 人が変わったかのような張芃芃に対し、
斉晟は徐々に興味を覚えていくが・・・。

出演:
張芃芃(チャン・ポンポン):張天愛(チャン・ティエンアイ)
斉晟(チー・ション):盛一倫(ション・イールン)
九王/斉翰(ジウ王/チー・ハン):于朦朧(アラン・ユー)
趙王(チャオ王):江奇霖(ジャン・チーリン)
楊厳(ヤン・イェン):郭俊辰(グオ・ジュンチェン)
2015年
原題:太子妃升职记

感想

これ、すっごく笑えます。

実は2015年冬に台北に行ったときに(台湾のテレビで)話題になっていたのが、「琅琊榜」「花千骨」「太子妃」だったのです。「花千骨」は放映に間に合って、二話くらい見た(そしてその直後にまた同じ二話を放映)でした。

ジャクギ(タイムスリップ・帝位をめぐる兄弟の争いと皇弟の敗北)と諍い女(皇弟との愛・後宮での争い)がネタになってます。九王のラストシーンはジャクギのジャクギが宮中を去り、第八皇子が最後に見送るシーンに重なる。

ネタが明らかなだけあって、「安い」んですね。

「琅琊榜」が胡歌、「花千骨」が霍建華と人気俳優を持ってきたのに対して、この「太子妃」はキャリアはそこそこあっても売れていない人、ほぼ俳優デビューというような人たちを持ってきました。つまり、予算がない。ウェブドラマとして配信するだけの予定だったという作品です。だから中国ドラマにしては長さもないよね。日本のドラマよりは長いのですが、中国ドラマは30話50話がザラなのでね・・・。「琅琊榜」は長さが全然気になりません。

話がトントン進んでいくので中国ドラマに慣れてなくても飽きずに見られると思います。
「琅琊榜」で主人公の住まい「蘇宅」が太子妃の寝宮なのに、小物を用意するお金がなくてすっかすか・・・。衣装も「え?中国時代劇でしょう?」という始末。CGを作るお金もなく、アクションでワイヤーでつることがある程度です。

本当に衣装はヘンテコです。衣装も小道具もほとんどなくて、なんなんだよ、あの戦に出るときの背中に背負ってるのは。背負子?なんでいきなりドレスなの!?忍者っぽいのはいいけどなんで体を縛ってるの?そういうプレイ?(ねえ、殿下も縛ってみない?)皇帝の鎧が変。皇后と皇帝は愛を深めていくシーンは「タンゴを踊る」、ですよ。なんて自由なんだ。

突っ込みどころはいくらでもありますよ。でも受け入れちゃった。

つまり、演者・演出者の力量、脚本の力量だけで勝負して、勝ったわけ。

日本のテレビ局がお金がなくて、というのは単純に工夫が足りないんだな、と思ってしまう。もちろん、本作は撮影所(おそらく象山)で撮影しているので、建物を新たに建設したりする必要はありません。人を引っ張ってきて、衣装(生地はカーテン?)を持ってきて、それで終了。

おそらく一番お金がかかっているのは、水中のシーンでしょう。ポンポンの白とショッキングピンクの衣装が水中でぶわあああああっと広がって中の人が動けなくて回転しているシーンはすごく綺麗なんだもの。そこに白い衣装の男がすーーーーっと泳いでいってね。
!?!?な衣装もたくさんあるのですが、時代劇とは見ずに舞台劇のようにご覧ください。

今回は全員初めて見ました。

張天愛はなんでここまで売れなかったんだってくらい演技が上手い。顔がファン・ビンビン系すぎるのがいけないのかな。運がなかったんだと思う。(多分、この人、台湾に行ってたら「小ビンビン」みたいなフレーズでもっとプチブレイクして中国に帰還できたんじゃないかと思う)。そういう人はどこにでもいるもので、特に中国のように人口が多いとそういう人が増えてしまうのかも。中身が男の時はセクハラおっさんだし。どんどん女になっていく様子も魅入られてしまう。この人が引っ張りましたよ。初めの(元の)プレイボーイはちっともタイプではないのだが、太子妃を演じる張天愛はファン・ビンビン系の美女である。演技もうまい。ただ、別荘にいくシーンで目の上に蚊にさされたような跡があったり、ファンデーションがよれた?というシーンがあってみたりと、難儀なことであった。

太子を演じる盛一倫は顔立ちは綺麗なのだけど、ほぼ無表情。ジャクギのニッキー・ウーを意識し過ぎ。

九王の于朦朧がすっさまじい美男で、最近おっさん(しかもガチムチ)もいけるのか!?と自分に動揺していたところに、若手がやってきてくれて、大変うれしい。「朦朧」ですよ、お名前が。もうろう・・・。若手、といっても肌をよく見ると多少アレで、27歳であった。行けるじゃん。17歳じゃない!私、ショタコンじゃないし、おっさん(ガチムチ)専でもない!ただし、あまり演じられていないのが、ね。

楊厳(九王の腹心)の郭俊辰もキュートで、飛流の呉磊に対抗できるレベル。

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コメント

  1. […] 「太子妃」の張天愛がヒロインっぽいですが、メイクが異なるとこんなに変わるの〜!男子が期待できなくても、張天愛に期待しますかね。 […]

  2. […] 中国の「宮廷もの」の古典になってるような気がする、ジャクギ。「宮廷もの」とはいいつつも、タイムスリップものなんですが。「太子妃」はこのパロディですし。「私一人を愛してよ。というところはまさしくジャクギ。 […]

  3. […] 「太子妃」の監督が美術監督に入るので、まあ、色がド派手。そして風が吹きまくる。「太子妃」で稼いだ金が、「将軍」になったのかなーと思ったり。 […]

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