モフれる愛

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異なる年齢層の人達がペットと過ごす時間の中で愛を収穫、見つけ、学びなおすストーリー。

原題:宠爱 2019年

私はポイントで。 >>Rakuten TV モフれる愛

感想

檀健次祭りです。監督は楊子。プロデューサーの徐峥は「ロストイン」シリーズの人。

キャストを見れば、中国映画、中国ドラマに親しんでいる人なら、どこかでみた顔が並んでる。檀健次のように主演ではなくても脇役で出てる人たちですね。一番売れてるのは、陳偉霆・鍾漢良の香港組でしょうか。

日本語で言えば「新春映画」としか言いようがない、西暦の年末(クリスマス)あたりから旧暦の年末年始にかけて、「春節」用に豪華キャストで送るハッピーな映画というジャンルがあります。内輪受けを狙うような、ご本人出演によるパロディとかさ。

本作もその一つ。

豪華キャストとはいえ、顔だけの人たちではなく、比較的顔よし芸よしな人たちを集めて、しかも内輪受けを狙わない作品だから世界展開できると踏んだか、中国映画の中では比較的早く海外(not中華圏という意味)に出した作品でもあります。

ある意味手堅く、収束していくポイントが見えてきた途端に、予定調和的であり、ある意味退屈。安心して見られるものではあるので、心理的に不安定なときに見ても悪い方向にグラグラする人は少ないだろうなと思う。ペットショップに行って豚さんを買いたくなる人はいると思う。

本来はもう少し長く劇場にかかってたはずだろうに、中国ではコロナ騒動でかなり早めにストリーミングされるようになりました。日本では公開から約半年でオンラインストリーミングだから通常通りでしょうか。

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今回はオムニバスでペットをめぐる物語ですが、舞台は青島。登場人物たちはみな同じ獣医さんに通ってて、さらに同僚だったり、ご近所さんだったり、高校の同級生だったりします。みんなかなり豪華な家で暮らしてるのが、まじか!!と。配達員でも、それなりのところに住めて夜が暗くなったら家に帰れるんだよ。どこまでそこにリアリティがあるかわからないけれど。

ただし、呉磊の役の家はシングルマザー家庭っぽかったし、その同級生の女の子の家も普通の家のようで、そこは多少リアリティがあったかも。

一番演技がうまかったのはやはり呉磊。急に盲目になった少年の役なのですが微妙に焦点が合わないところなんかもよかった。相手役が可愛い・美人というよりもむしろファニーフェイスな張子楓なのが面白いかな。でもカップルとして一番面白かったのが、ウォレス・チョンとヤン・ズーシャンの豚さん組。最終的にすべてを締めていく郭麒麟も良かった。

日本語入れてるの。この人。いい人だ。

さて、健次祭りですが、子猫パート担当です。ご本人はどう見ても犬系男子ですが。健次はシャイな男の子の役で「鬓边不是海棠红」で坊主頭になったのが先だったのか、本作が先だったのか、いずれにせよ坊主頭モードです。ただ、顔が整いすぎてて、坊主頭ではなんかちょっとキモめに仕上がるんですけれども、どう思われます?

しかし、例えば「愛される花」のプレイボーイ周子翼の髪型ではとても「シャイな男の子」にはならないし、この癖症の女の子は怖がる。しかし、同じく坊主頭の「海棠紅」の香香の妙な色気とはまた違い、おぼこい感じ(ちょっとキモい)の坊主頭くんなので、こっちが後なら、正しい坊主頭の使い方でした。(しかし、彼はこっちが先でも、必要なら坊主頭くらい平気でするだろうと思う。)ただし、潔癖症の女の子が子猫を通じて坊主頭くんに心を開いていくという話ではあるので、登場時間は短めで、基本女の子の話。

ただ、おぼこいくせに、イラストレーターの女の子が自分の絵を描いたのを見つけて「俺の絵でしょ」というところからは、このキャラは多少手馴れすぎてるような気がしたんですが。いや、そうじゃないのか、たまたま子猫を見つけて好きな女の子(おそらく潔癖症かつ対人恐怖症でもあるっぽい)も近くにいて、その瞬間に子猫を使ってなかなか詰められそうになかった女の子との距離を詰めにいってしまう人だから、あの坊主頭だってあの子に近寄るための演出道具だったのではないかとすら。

しかも潔癖症の女の子にキスはハードルが高すぎる気がする。あのシーンは脚本にはなく(アドリブでもなく)当日にそういうことになったということで、ストーリーが破綻するのは仕方がないかな。

実はキャストの名前とタイトルを組み合わせれば、陳偉霆は「古剣奇譚」。鍾漢良は「孤高の花」。呉磊はやはり「琅琊榜」。楊子姍は「愛される花」より「二十歳よ、もう一度」の方が良い。于和偉なんぞ、劉備をやったかと思えば「軍師連盟」で曹操。李蘭迪は唐人が目下プッシュ中の若手で「愛される花」の子役だったり、「無心法師2」ではヒロイン。張子楓も子役出身で「チャイナタウンの名探偵」。全然見たことのない人は多分闞清子と鐘楚曦だけという、顔馴染みぶりでした。

実は郭麒麟はここ。あらー、むしろおぼこかわいくなってませんか。俳優さんは怖い。(このサムネは違う人だと思うよ)

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もう一つ、檀健次を起用したのは徐峥ではなかろうかと思うのですが、これ。「我就是演员」です。

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実力はあるけれど、脇役で使われがちな俳優さん・女優さんを集めて演技合戦をさせるのですが、健次が圧勝した回です。講評のところで「小鮮肉というのは、偶像とは」と健次をべた褒めして、泣かせちゃうのが徐峥。本作は2019年の撮影で、上の回は2018年の10月放送。映画の撮影準備に半年と逆算すれば、多分この「我就是演员」が本作での起用の理由だろうな、と想像したり。さらに檀健次がこの「我就是演员」に出演した理由は、おそらく軍師連盟の呉秀波。

コメント

  1. […] 檀健次の演じるキャラクター(香香)をドラマオリジナルで追加、って、悪い笑顔を見せて似合ってたし、悪役美女役でしょ。と思ったら!コメディロールっぽくなってきたんですけれども。コメディロールも演じられるのか、君は❤️。コメディの演じられる美男なんて最高。坊主頭をわさわさされてみたり、完全に蕊蕊×香香。また百合か。百合だな。ここに関しては、コメントが「閨蜜」になってた。おそらくこの直後に撮影に入ったのではなかろうかと思われる「モフれる愛」という映画でも坊主頭だったのだが、私は子猫よりもこの頭をモフりたかったぞ。 […]

  2. […] すごいのはやはり呉磊。「モフれる愛」では盲目になった少年を演じたけれど、こちらでは車椅子。身体障害のある思春期の男の子の、頼りたくないのに頼らないとならないという屈折した感情が滲み出るところがうまいよなあと思った。 […]

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