オリンピック直前の2008年北京にて。ゲームに明け暮れる肖楓は周囲の人たちに小馬鹿にされる日々を送る。穿越火線というゲームに夢中。2019年北京にて。路小北は車椅子生活をして、eスポーツに明け暮れる。路小北の兄は亡くなっていて、兄の残した古いノートパソコンで思い出の穿越火線に接続し、ゲームの中で2008年の肖楓に会う。
穿越火線 2020年
感想
途中でギブ。いまいち視聴率を取れない呉磊と、視聴率は取れるルハンを組み合わせたのは、良い組み合わせだと思うけれど、呉磊が視聴率を取れないのは、作品選択のせいではなかろうかと。一度悪役をしてみるといいと思う。(上から目線)
2020年は、今のところ最も高評価かつそれなりに視聴率が取れたのは「鬓边不是海棠红」だろうか。
路小北が過去の肖楓の助けを借りて兄を救い、自分の体を救うんだろうなあと。で、2019年でも荒れた生活をしている肖楓も人生を取り戻す、みたいな帰着をするのかね。と見えたところでいいやと。40話くらいあるようなので、小北は何度か救うのに失敗するとかそういうところでしょうか。救ったはずなのに、何かが起きて、、、とか?なんか、お腹いっぱい。いいやって。
ただ、この10年でうんとかわったんだろうね、北京は。というところが垣間見られたし。中国の今の高校はなんかすごいねという感じもあり。
日本だったら11年前も今もあんまり変わらないんじゃないの?とか。
すごいのはやはり呉磊。「モフれる愛」では盲目になった少年を演じたけれど、こちらでは車椅子。身体障害のある思春期の男の子の、頼りたくないのに頼らないとならないという屈折した感情が滲み出るところがうまいよなあと思った。
ルハンの方も、イメージ一新。というか、よれよれでうらぶれて見せる感じ。アイドルから俳優になりたいんだろうというのはわかるけれど、相手が呉磊ではちょっと分が悪かった。ゲーム内部のアクションは自分たちでやるのだけど、スタントを使ってるのかどうなのか。呉磊の身体能力高いもんなあ。という感じ。