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陰陽法師-無心-(无心法师) 1&2&3

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无心法师=無心法師。

無心、という名前の文字通り「心臓」のない不老不死の男(ただし、百年に一度昏睡してその前の出来事のことは忘れてしまう)の物語。第三季の出来がすごくいい。

唐人のアイドルドラマ(=つまり、なんだかんだ言いつつ、最低限のクオリティは担保されている)だけど、日本に入ってくることはなさそうです。理由は扱う時代が第一季が中華民国時代の天津(近郊)、第二季が日本軍占領下の上海だから。第三季が唐の時代の長安だけどこれだけ持ってこれるだろうか。

とおもったら、入ってきたねえ。

しかも、ちゃんとシーズン3入りで。私としては、この時代を扱った「花海棠」よりもはるかに楽しんだもの。

セル盤出るんじゃないかと思うんだけど、見つからない。レンタルはできる。

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同じく唐人でも「ときめき旋風ガール」よりも出来が良いよ!

ノリとしてはおそらく、唐人のアイドルドラマの古典だろう、「仙剣」的なところがないわけではない。10年前はゲームが原作。ここ数年はネット小説が原作というところだろうか。

最新作の「无心法师3」にゲストで檀健次が出演(それも猿の妖怪・・・)しているので、檀健次祭り。決して韓東君祭りではないんだけどな、おかしいな。 

陰陽法師-無心- Season 1(2015年)

“陰陽”の力を持った不老不死の青年・無心は、百年の眠りから目覚める。時は中華民国の時代。無心を待っていたのは数奇な運命を辿る女性・月牙との出会いと数々の魔物との戦いだった。不老不死の謎を追いながら、やがて来る月牙との悲しい別れを無心は覚悟する。

无心法师 2015年 

感想

Amazonでも配信され始めたねえ。

第一季の出演は、韓東君、金晨、陳瑶、張若昀、王彦霖、マイク・アンジェロ。 

無心は月牙という娘に助けられ、二人で文県に入り、天津の文県を牛耳る軍閥の顧家に入り込む。無心と月牙は惹かれ合い結婚するが、無心は百年前に封印された岳綺羅という女の妖怪の封印を解いてしまい悲劇が・・・。という話。

無心は唐の時代の法師=仏僧なので、日本の神道系の陰陽師とは違うんだよ。

舞台が中華民国時代で、中国では比較的よく扱う時代だけど、日本に入ってくることはなかなかないだろうなあ。

韓東君は「三国機密」と同じドヤ顔演技。金晨・陳瑶はそれなりにお上手。張若昀は相変わらず良さがわからない。王彦霖はドタバタうるさい。マイク・アンジェロはキャラクターの登場が遅すぎると思う。

キュートなんですよ。白琉璃。

陳瑶はカラーコンタクトだろうか、大きな黒目なのに生気がなくて本当に怖い。あれはメイクと演技なら凄まじいことである。

陰陽法師-無心- Season 2 (2017年)

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“陰陽”の力を持った不老不死の青年・無心。月牙との別れから約30年経ち目覚めると、そこは日中戦争時代の上海だった。おぼろげに残る前世の記憶の中、呪いの鏡に取り込まれた蘇家の令嬢を助けた事から、その鏡に憑く“霊力”をめぐる事件に巻き込まれていく。

无心法师 第二季 2017年

感想

第二季の出演は、韓東君、陳瑶、王彦霖、李蘭迪、マイク・アンジェロ、高泰宇。

第一季の時代からは30年近く経っていて、日中戦争時代。上海郊外のお金持ちの蘇家で鏡に入り込んでしまった娘の蘇桃を救った無心だが、結局蘇家は蘇桃以外を残して死んでしまい、さらに日本軍の空爆に遭う。時はまたしばらくたって無心は上海で蘇桃と再会するが・・・。

という話。

今回のヒロインを演じるのは李蘭迪

特に可もなく不可もなく?

今回はマイク・アンジェロの演じた白琉璃の登場が早くて、比較的良い。無心の友達というより、恋人に近い。

しかし、第一季で妖女を演じた陳瑶が、妖女を取り込んだ饕餮(とうてつ)の役で今度は男役。「軍師連盟」の何晏なり、なぜ最近の中国ドラマは女優に男キャラクターを演じさせるのか。陳瑶はボールを投げると豪速球ですごい距離をとばせそうな背中と肩だと思う。めちゃかっこいい。で、やっぱり目はなんか暗い。妖女を取り込んだ饕餮だからいいのか。 

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陰陽法師-無心- Season 3(2020年)

おー、陰陽法師-無心-3は2022年2月2日からレンタル開始!パッケージデザインは中国のポスターを使ってると思うんだけど、似てるよねえ。「仙剣3」とか「三国機密」とか。やっぱり唐人の仕事だなあ。レンタルするなら、↓からDMMをクリックして!

唐の時代、長安の都は繁栄を極めるが、闇の世界では妖魔が跋扈(ばっこ)していた。陰陽師の無心(ムシン)と神医の尚青天(シアンチンティエン)は、妖魔を退治することを生業とする捉妖師だ。ある日、才能豊かな科挙受験生の劉重霄(リウチャンシャオ)が奇怪な死を遂げる。世間は自殺と見ていたが、全身の骨が折れていたというその死に不審な点を感じた無心たちは独自に調査を始める。劉重霄は死の直前、花門楼で開催されていた才を競い合う文壇対決で柳玄鵠(リウシュエンフー)という青年に勝ったばかりだった。そして、同じく柳玄鵠に勝った崔鉞(ツイユエ)がその晩に無心たちの目の前で自殺を遂げる。柳玄鵠に勝った者が謎の死を遂げるという共通点から、花門楼の支配人は柳玄鵠の出場を禁じるのだが、無心はこれらの事件の背後に妖魔が関わっているのではないかと考えていた…。

无心法师 第三季 2020年

感想

舞台は千年遡って唐の末期。無心は老いもせず、死にもしないこの身にあきつつあった。猴妖に解脱させてくれる相手を見せてもらい、出会った相手が柳青鸾と柳玄鹄で、というお話。

キャストは、韓東君と陳瑶。檀健次がゲスト。白琉璃役はマイク・アンジェロから丁橋へ交代。隋咏良が医者役で登場。

檀健次祭り。だけど、檀健次(ご本人曰く、「いい人を演じたいんだけどねえ」)は猿。第一話の冒頭の猴妖として出てくるけれど、どうやら設定としては孫悟空の子孫らしい、悪戯っ子。人のひげを剃って見たり、人の髪の毛を切ってるんだけど集めてるところを見るとなにかありそう。だって未来を見せることができる猿なんですよ。なんであんな追っかけっこするんですか。で、健次のお猿さんぶりが凄まじい。髪はモヒカンぎみだし、猿メイクしてないんですよ。猿顔でもないのに。動きと表情だけで猿。この人、いつでもベストを尽くすなあ。

ご本人曰く(脚色はあろうと思うけれど)、別の作品の撮影(海棠红?)で横店にいたら、東君と唐人が撮影していて「横店にいるなら遊びに来ない?」と言われて遊びに言ったらとんでもない。二日間殴られ続けた、ということで。人の髪の毛を集めているオチはなかった。あれ、何やってたの??

韓東君は第一季から5年経ってるのか?というくら変わらない。どちらかというと、老け顔だから、彼は。多分次の5年くらいは変わらないんだと思う。この5年で演技に成長があったかなかったかは別としても「同じ」演技ができるのはそれはそれで良いことだ。問題は、柳玄鹄を中に取り込んだときの演技で・・・。演じ分けられてない。(健次だったらきっちりと演じ分けただろうになあ)

解脱するには死ぬ必要はない。忘却こそ解脱という、これまでの「100年に一度眠って忘れてしまう」という設定を作る前日譚、ということかな。

陳瑶は今回は、柳青鸾(姉)と柳玄鹄(弟)の二役。つまり、今回も男装の例人ではなく、「男」のキャラクターを演じている。

お姉さんが無心の恋人で、キャラクター的には金晨の演じた月牙のように善良、李蘭迪の演じた蘇桃のように芯のあるお嬢さん。無心は同じタイプの女の子が好きなのね。女の子を演じている時には、目があまり暗くないので、あの暗い目は照明の具合か何かで作ってるのかな。

結局、妖女・岳绮罗は前世で無心と愛し合っていた、ということのようで。女の子と男の子ときちんと演じ分けられるのはなかなか良い。おそらく無心法師は4や5をやるのかわからないけれど、猴妖が見せたように、岳绮罗が無心を「解脱」させるのかなと思った。

白琉璃はマイク・アンジェロから丁橋へ交代。

なぜなんだー。悪くないの。悪くないんだけど。解脱したい無心が、頼むから殺してくれーと押しかけ夫になり、夫夫の育児をするBLめいたシーン(唐人はなんだかな、所々BLパートを入れてくるよね)にしても。ラストの白琉璃が霊魂として復活して無心と再会するシーンにしても。どうにもマイクの白琉璃のお茶目な色気と比べてしまうと、別なんですよ。もちろん「どう演じるのか」は演出者の範囲内での演者の自由だろうし、それは尊重されるべきだけれど、シリーズ途中で交代するとどうしても比べてしまう。元から丁橋のちょっと偉そうな白琉璃だったら問題なかったんだけどね。

衣装がすごくいいと思う。

衣装が本当に良い。柔らかくて糊が効いてないのが本当に良い。白琉璃の衣装はちょっと糊がきいてそうだったけれど。無心はこれだもん。

柔装束と言うと、わかってもらえるだろうか。今の日本でお公家さんの衣装というと、ノリがぴしっと効いた直線的なものを思い浮かべると思うけれど、あれは平安末期から。つまり唐末期は日本では平安時代の初期から中期にさしかかる寸前。で、例えば源氏物語の書かれた一条天皇時代は、まだ柔らかいフォルムだった。風俗博物館(京都巡礼で行き損ねたところの一つ)のHPに詳しい。

強装束と柔装束 | 日本服飾史
公家の装束は、平安時代の末期に大きな転換期を迎えました。それまでの「柔装束」から「強装束」への転換です。強装束とは、強ばった直線的な姿の公家の服装をいいます。対して、「柔装束」は柔らかい曲線的な服...

もう一つ。中国ドラマで言うならば、宋の時代を舞台にした「花と将軍」の衣装がワダエミだったからか、かなり強装束っぽく直線的なフォルムだったけれど、あの衣装とこっちの衣装のもう一つの大きな違いは男性の襟の位置。こっちは少し低くてあっちは少し高いの。郡王と普通のお金持ちと、身分が違うけれどもね。へえー!!!って思いました。同じく、日本でもそうなんですよ。柔装束では襟の位置がかなり低め、強装束では襟の位置が少し上がります。

あ、あと、兵士の鎧が多分「三国機密」からそのままもってきて緑色に染めた感がありました。(同じ会社だからいいんでしょ)

DMMだとメルカリの売上金からポイントも買えたことがあるから、便利は便利よね。

コメント

  1. […] 舞台が中華民国時代の北平(北京)ということで、おそらく日本で公開されることはない。だって、(比較的)軽く見ることのできる「無心法師」だって出ないんだもの。さらに題材が京劇とくれば出そうにない。中国で大大大ヒットしたら別かな。 […]

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