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小时代 1−4

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中国の人気作家郭敬明が原作&監督、プロデューサーは台湾のアイドルドラマで大ヒットを飛ばし続けたアンジー・チャイ(柴智屏)。主演はヤン・ミーとアンバー・クォ。アンジーがキャスティングしたのか、アンバーのみならず、リディアン・ヴォーンに柯震東などかなり台湾から人を引っ張ってきている。

見るなら2倍速で見ていいから、これ。

ここ10年くらいの中国人の、なのか、上海の、なのか、物質主義というか、キラキラ大好きを見るわけで、文学的なハイセンスよりも、2020年に1980年代後半から1990年代のフジのトレンディー()ドラマを見るような感覚で捉えるのが正しいのではないかと思う。

郭敬明

作中にイケメンタレント作家が出てくるのだけど、おそらく郭敬明本人をモデルにしてるんだろうと思う。日本で言えば、少し前の島田雅彦あたり?ただ、郭敬明ご本人は「イケメン」というよりはむしろ「奶」だった人が歳をとっておばちゃん化した感じなんだけど。これでまだ30代!?というくらい、脂が抜けきった感じ。

私が檀健次祭りで見たからこれになるのは仕方がない。郭敬明と映ると、あのあまり体が大きくない健次が背が高く逞しく(実際に筋肉すごい人だけど)見えるんだからびっくりする。やってるのは「画皮」。

郭敬明について本編に入る前に長々と語ったけれど、そういうことなの。大衆の読みたいもの、見たいものを作り出す流行作家と、アイドルドラマのプロデューサーがタッグを組んで出てくるものは、綺麗で華やかで、ちょっぴり空虚だ。

演員、でのコメントや演出を見るとかなりマトモなお人で、本シリーズで多用したの空虚で無駄にスローな長回しにはそれなりに意味を持たせて行っていることがわからないではない。つまり本人たちの「ちょっぴり刹那的で空虚で薄っぺらい友情」にはあの無駄にスローな長回しと遊んでる演出が必要だったということ。あれが空虚だと強調するのが小時代3の、イタリアロケのラストですかね。

小时代 (2013年)

一作目は、高校を卒業した四人組の女子が、大学に進学して一緒に生活しているというところ。四人組人はバドミントンの選手がいたり、お金持ちの令嬢がいたり、ファッションデザイナー志望がいたり。その中に特に才能があるわけでもお金持ちでもないけれど、顔が可愛くてちょっと頭の回転が早く努力家な女の子がいて、その子がMEという会社の社長のアシスタントの職(バイト?)を得るという話。もちろん、その努力家を演じるのがヤン・ミー。お金持ちを演じるのがアンバー。

そのMEという会社が、まるでVogueか何かで一種「プラダを着た悪魔」的なところがある。

ただ、続きが前提になっていて、アンバーの演じる顧里と、柯震東の演じる顧源が愛し合いながらも喧嘩中。ヤン・ミーの演じる林蕭と簡溪の間に、リディアン・ヴォーンの演じるMEの社長と、李学冬の演じるイケメン作家の周崇光が入ってきそうなこと。デザイナーの南湘の恋人が暴力的なこと。

一応、女子四人の友情と努力のハッピーエンドで終わるが、続きは多少不穏。

小时代:青木时代 (2013年)

郭敬明が原作&監督、プロデューサーは柴智屏のコンビ、そしてキャストの変更なく、続編へ。

今回も、主役は顧里と林蕭。

大学卒業後、顧里の誕生日に四人組の友情が終わってしまう。さらに、顧里の父親も死んでしまう。引っ越しても、南湘はいない。顧里は父をついで会社を経営しようとしても、MEの社長と顧源の母親の2人がそれぞれ敵対的な買収を行おうとする。それに対して顧里は、という話。

もう一つ、MEで社長のアシスタントとして働く林蕭は恋人の浮気を知る。そして、イケメン作家の周崇光が胃癌になってしまい、という話。

一応、ハッピーエンドだけど、次は南湘の話がメインに来るかな。

台湾の蘇打緑の「我好想你」。mvは小時代からとってきたものも多いな。

ソーダグリーンのアルバムならば、私は「夏」が好きだけど、「秋」も悪くない。

秋:故事

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ここまで台湾まみれだと、台湾映画を中国の資本で豪華に中国でやってると理解するのが早そう。台湾の青春映画はリアルではあるけれど絵面的に貧乏くさくなるよね。

小时代3:刺金时代(2014年)

無駄に派手なローマロケも、なんだかなあ、と思いつつも、数を重ねるごとにどんどん派手になっていく。

こっちの主題歌はジョリン・ツァイ。

ジェットコースターなストーリー展開となんだか安っぽい友情は健在。

今回の一つの話は周崇光の突然死によってショックを受ける林蕭と突然現れるそっくりさんとその理由は?

もう一つの話は、2で最後はホステスをしていた南湘が顧里と仲直りしている。でも、母親の借金で困っていて顧里の足を引っ張る羽目になる話。

宮洺はリディアン・ヴォーンからヴィヴィアン・ドーソンに交代。さらに、顧里の従兄弟のニールとしてリー・ヒョンジェイ。異母弟として任言愷と、そんなに上手ではないイケメンさんたちがやってくるのがちょっと問題。

小时代4:灵魂尽头(2015年)

顧里は子宮癌。さらに父親の隠し財産がどこにあるのかがわからず、刑務所に入りそう。全てを打ち壊そうとする顧里、そして林蕭の2人が相変わらず軸。

とにかく、癌になりすぎでしょう。

そして、ストーリー上毎回何か悲惨なことになる南湘と唐宛如 。でも、顧里は顧源の母親に認められるなど、なんだかんだハッピーエンド。とはいえ、ラストで林蕭1人が黒色を着ていたので、ひょっとすると、とは思うけれど。

もう一つ、実は、柯震東の大麻事件は本作の公開直前のことだった。というわけで、顧源の出演シーンはそのままだけど、顔を直接写すことはない。妙に口元だけのドアップになったり、何かで顔が隠れてる。

更に言えば、このシリーズといえば「时间煮雨」。日本人にすごーく聞きやすくないです?このメロディー。郭敬明が作詞の中に入ってるこの曲も盗作疑惑がある。一青窈 かざぐるま。メロディーも歌詞も確かに似てるんですよ。というわけで、郭敬明、「ヒットするもの」を見つけ出すセンスはあるし、俳優のプロデュース能力もあると思う。それを組み立てていくのも才能です。しかし、オリジナリティがないんだね。

実は。小时代は2015年に音楽劇(ミュージカル?)になっていて。YouTube上にいくつか断片がある。そう。檀健次。なんで、上に貼り付けた演員、でいきなり健次が出てくるのかというと、この音楽劇のプロデュースがもちろん郭敬明だったから、彼が頼める(比較的)実力のある俳優というわけなんだという理解。ただ、このミュージカルで健次は男と手を繋いでるので誰だ、顧里の従兄弟かと思ったら简溪だったのか、そうか・・・。しかも相手は顧源の役なのか。顧源の顧里を口説こうかどうしようか、というのを简溪とやってたというわけ?(苦労したね・・・)郭敬明のお気に入りの中に入らなくて良かったっちゃ良かった。 

小时代_百度百科
音乐剧《小时代》是由郭敬明担任监制,锦辉艺术传播有限公司、SMG演艺中心和时尚集团联合制作,由青年导演刘方祺和新锐音乐人吴斌携手导演,于2015年5月7日在上海文化广场进行全球首演,作为郭敬明著名小说《小时代》的全新衍生,引来众网友称赞堪称...
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