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上陽賦~運命の王妃~ (上阳赋)

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皇后を輩出し続けている琅琊王氏と長公主の間に生まれた王儇は上陽郡主の名を授かり、家族からも皇帝一族からも愛され美しく成長する。成人の儀を迎えた王儇は、幼い頃より共に育ち恋仲の第3王子子澹との婚姻を皇帝に願い出ようとするが、北西の辺境地からの急報にその言葉を遮られてしまう。
その頃、北西の辺境寧朔の地では将軍蕭綦率いる寧朔軍が隣国忽蘭の侵攻を食い止め、死闘の末忽蘭王を討ち取る。かねてより忽蘭王を打ち取った者に王爵を授けると公言していた皇帝の言葉どおり、蕭綦は豫章王として冊封されることになり皇都へと向かう。
一方、子澹との婚姻を夢見る王儇は皇帝との将棋の勝負に勝ち褒美として子澹との婚姻の許可を取り付ける。王儇の勝手な行動に怒った父王藺は王儇に100日の禁足を言い渡すが、灯籠祭りの夜、王儇はこっそり屋敷を抜け出し子澹としばしの逢瀬を楽しむ。
しかし、楽しい時もつかの間、出先で子澹は何者かに命を狙われ、2人は見知らぬ男たちにその場を助けられる。実は、その男こそ王藺の招きで密かに皇都の城内にやって来た蕭綦だった。

上阳赋 2021年

感想

私もチラ見して、やーめたってなったやつ。とはいえ、5話くらいは流し見してたんだよね。

チャン・ツィイー主演なので、日本に来るだろうと思ったら、きたね。

実は本作、凄まじく長くて、Youkuが山河令を出す前からやってた上に猛プッシュされてたん。もともと大して話題にもならず、山河令が出たら全部山河令に持っていかれちゃったんですよ。

Youkuも本来お金をかけてるだろうこっちを売りたかっただろうに、ほぼ話題にならなくて、Youkuはの宣伝はダークホースだった山河令の人気で手のひらを返すように切り替えたもん。そのやりすぎが…でしたが。

WOWOWがファーストランの作品の副題に「王妃」をつけるのは「延禧攻略」「如懿伝」とありまして、どちらもそれぞれ清の乾隆帝の皇貴妃と皇后だったもので、なんで王妃だ!と思ったのだがね。だって現代日本には皇后は存在するが、各「王妃」に相当する人は今なら「XX宮妃」です。

ただ、本作では「王妃」だったようなので、いいんじゃないですかね。その後皇后になるのかならんのか知らんが、5話でギブしたから。

5話くらいでパスした理由はねえ。あの頃、被ってたんですよ。「追光吧哥哥」もあったし。ちょうど「今夕何夕」もみていた頃でしたかね。さらに「山河令」に持って行かれたし。

わたしゃ、お目目ぱっちりの中華美男が見たいのに、おじさん(しかも若い頃も美男子で売ってたわけじゃない)を出されると、おじさんの仕事はいいけど求めているお料理が違うのよってことになる。

長いなら長いでいいんですよ。「如懿伝」も「軍師連盟」も最後まで見てるくらいだし。

ところが、もうちょいリズムよく進められるだろうと思えるものが、だらだらだらだらと。

中国映画って、ダラダラダラダラダラダラして、悪い意味で黒澤明の影響を感じてしまうことがあるのだけど、ドラマでそれを70話されるときつい。30話とは言わない。50話以下に話数制限しろと言いたくもなる。

のんびり感じるけれど、それは丁寧に作ってると言い換えられるかもしれないしね。それがいい人もいるからな。

ただし、同じく丁寧に丁寧に作りこんだ琅琊榜の緊張感が欲しいのよ。「今夕何夕」 のビミョーさを抱えていた頃かな。今夕何夕のダルさの後にテンポのいい「骊歌行」(後半はサクサクサクサク登場人物が死んでいく)を見てた頃だったかな、なので、これ以上ダルいのは、って感じでしたね。まあ、他に見てるものがない段階で見ればまた変わったかな。

周一囲は、長安二十四時のあの人。二番手くんは楊祐寧。あと、なぜか袁弘が猛プッシュされてた。それなりにお上手な中堅さんで固めてきたのだけどねえ。ツィイーさんの好みなのか、「美男子」よりもOver35の男臭い感じの人たちで固めたんだが、男臭さは今の中国では受けないのかしらね。周迅の如懿伝(こっちはこの年代の美男子と言えば、の霍建華を引っ張り出した)よりも興行的に失敗してると思うので、今後のツィイーさん、どうしますかね。作品が話題にならない女優になっちゃったよ。

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