「長安」「洛陽」と来て、次は「隴西」。長安は玄宗、洛陽は武后。今回は遡って三国時代の魏と蜀だということで。馬伯庸は三国時代が好きよね。(三国機密の原作者です)。
なんと、2022年9月より、WOWOWで放送開始!
今回は50話くらいのを二部構成だという話。
お話は、三国時代。諸葛亮の「泣いて馬謖を斬る」街亭の戦いの敗戦で、蜀の第一次北伐は失敗に終わります。
だがしかし、この背後には蜀では魏からの内通者「白帝」が裏切ったのではなかろうか?という疑いがあり、魏側も蜀の内通者の白帝とは?と探り始め…。
という話で、機密に続いて、史書に書かれなかったことを想像で埋めていく感じがある。
ところがねえ、有名な人は諸葛亮に馬岱くらいしか(今の所)出てこなくて、中国語字幕で見ているせいもあって、これが、訳がわからない。
認めるしかないのだけど、私の中国語能力が低過ぎるんですね。三国志ものでついていけないことがあるのかと、衝撃です。
日本語字幕がつくなら、それ待とうかなって。
何を見ていたかというと。
荀诩を演じる白宇の愛嬌。登場シーンが、逆さ吊りで水攻めでびっくりですが。一つずつのシーンに愛嬌があって、とても良い。つまりね、大局が見えてないから、枝葉しか理解できてないのよ。
もう一つが、郭刚を演じる董子健の不気味さ。三国志ものなので、バッタバッタお亡くなりになると思うし、実際に毎回一人二人とお亡くなりになっていくのですが、この人もお亡くなりになるか、裏でどんでん返しをするのではなかろうかと期待してます。
陳坤が主演の陈恭を演じるのに、脇役二人、それも董子健は出演時間も短いのにそっちの方を見ているわけです。なんか今回とても大味で。ここまでのところ、董子健に喰われてる感があります。
孫怡が荀诩の妹で陈恭の妻で、本人も「翟悦」として五仙道(多分、張魯の五斗米道がモデルではなかろうか)に潜入していると言う人の役。本人の声ではなかろうかと思うのだけど、陽気なシーンは陽気な声で、聖姑のところでは落ち着いた声で、演技ができる人だった。剣舞は剣の重さに引きずられてるところはあったけれど、体幹は比較的しっかりしてたし。剣が重いという演技だったのかも。つまり「今夕何夕」…本当に演技力の無駄遣いだった…。
アンジェラベイビーが柳莹として出てきましたが、この人、若い頃香港系の映画(太極とか。ホットサマーデイズとか)に出ていた頃はすごく上手な女優だったのに、中国に戻ってドラマはどうも私とは相性が悪い。化けておくれよ。
しかし10話くらいで止まってしまって。待ちます待ちます!
2022年9月より、WOWOWで放送開始!