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赴山海

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いやー、これ、見られるかわかんなかったやつ。出てきた。一応武侠に属するけど、自分が書いた本の中に入り込んで…パターンです。

というのも、シンガポール人の李凱馨がパージされかけまして。(流出したとされるのは、合成音声かつなぎあわせかみたい)だった。撮影し直し・AIでのはめ込みもなく、冤罪だったことが認められて、そのまま出てきたようです。

お話は。

肖明明は昔から武侠小説を愛してきた。今は社会人になったのだが、ネット上に「神州奇侠」という武侠小説を書いた。「魔典写作」というソフトに、書いた小説を入れると…自分が主人公の蕭秋水になってしまった。母親は母親そっくりだし、仲良しの三人のお坊ちゃんたちはよく見れば舎友(おそらく高校か大学の寮のルームメイト)じゃないか。さっさと「忘情天书」をゲットしてしまえ、と思うのだが、魔典写作のシステムに怒られる。初めての殺人で、ここはもう一つの現実だと思い知るのだが、そうだった、仲良しの唐柔は殺されてしまうし、蕭家は滅門…これはなんとか回避しなければ!運良く、後半の方で蕭秋水に献身的に協力してくれる福袋のNPC(=Non Player Character)たる风朗に遭遇したので、风朗を助けるのだが…

コメディにもホラーにもできそうだけど、テンポよくポンポン進みます。ベースは「笑傲江湖」ですわ、これ。

趙師容の技は、小龍女の技(布で攻撃するやつ)じゃん。

神ちょう剣侠〈3〉襄陽城の攻防

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一応肖明明は社会人で家の様子を見るとそれなりにお金を稼いでそうなんだけど…文系の大学生らしいペダンチックさに走る「慶余年」、マーケティング系とエンジニア系に走る「贅婿」あたりとは違って。

どっちかというと、ゲーマー女子が乙女ゲームに入った「絶世令嬢」とか、恋愛未経験脚本家が主演俳優に劇おこされた「虎われて」に近い。

24話までだと、もう一人の主人公の风朗の物語で、その正体は作者本人(=肖明明)も知らなかった伏線かなーという話と思ってたけど、そういうことではなかったwww

物語の伏線としては、なんで成毅が三役(肖明明=蕭秋水、そして李沉舟)なのは最後までわからなかった。李沉舟は別の人でもよかったわけですよね。奥さん大好きな李沉舟…沈香の帝君のその後のイメージからそのまんま?(蕭秋水は唐周です?)いやさ、蕭秋水は蓮花楼からでしょ。李蓮花というよりも、李相夷でしょ。どっちも成毅の、別の作品のイメージから連想されるような役で…武侠と仙侠が好きなのかな、この人。 

さて、「笑傲江湖」は華山派の掌門、君子剣と讃えられる立派な人物だったはずの岳不群は実は…そして正派とされた人たちが…そして追放され、誤解された令狐冲が、掌門夫人や師妹といった大切な人たちをどんどん失い、内力も失いながらも、自分を大切にしてくれる人たちを見つける話だったわけで。その中のチートグッズとしての「辟邪剣法」「葵花宝典」。そして引っ掻き回す「笑傲江湖」という曲譜。でしょ。

本作も、「英雄令」とか「忘情天书」とかのチートが出てきた。岳不群みたいに立派な人物とされていた屈寒山に助けを求めに行ったら、岳不群よりもひどかったとか。もう、笑傲江湖。お兄ちゃんとの仲は裂かれたままだし。お兄ちゃん的には、経営の立て直しをしないとならんけど、末っ子は文句を言えるし。そして二番目のお兄ちゃんと、一番上のお兄ちゃん、いつ自宮するか期待してたんだけどな。

一番笑ったのは、NPCの「三才剑客」(音楽が得意な設定だったのに結構ひどい)が琴を持ち出して弾き始めたのが、滄海一聲笑。「スウォーズマン」の映画の中で「笑傲江湖」として出てくるやつよ。

そうです「笑傲江湖」ですよって言ってるわけだ。

忘情天书も、吸星大法まんまでしたし。すごい技を破るためには……というのも、どこかでなんかあったよね。金庸じゃないかもしれないけど。

ということは、柳随风は林平之+東方不敗?…任盈盈?いやいやいやいや。

一応、唐方が任盈盈なら。唐門内部もぐちゃぐちゃになってるけど、これが日月教っぽい特殊団体みたいで。これからどこかに任我行が出てきそうだけど、結局出なかったパターンかな。

師妹がいないんだけど、養女のお姉ちゃんはきっとあの人の妹ですよね、とか。実は生き別れの、みたいなのとか、結構武侠で出てくるパターンがこれでもかこれでもかと出てくる。

なんで人気小説家が国家機密を外国に流出させようとすることができるのかは理解できなかった。あれはわからんよね、ほんと。

蕭家のあるところは錦都と言っていたから、これは成都?唐門と接していたから、四川唐氏ならやはり成都かな。広陵には行っていたから、唐よりも後ではないのではないかも。揚州だよ。なので、南北朝時代でしょうかね。南朝に豪奢な生活をした皇帝がいたような…いや、五代十国だったっけ?

キャストは、成毅の「蓮花楼」と一部被ってる。けど、お兄ちゃんたちはどう見ても40代で老けすぎてない?並ぶと成毅の柔らかそうなふっくらほっぺたが、と思ったけどこの人が30代半ばだからお兄ちゃんたちも40代を持ってこないとならなかったwwwそうか。流石に本物の20代と並ぶとおぢさんだからね…

凡人」で楊洋の優美なアクションを見た後だと、成毅は楊洋ほど体が柔らかいわけじゃないんですねと思っちゃった。成毅も結構くるくる回されてるけど、あの楊洋ほどではない。仙侠と武侠の違いもあるけど、剣を持ってたとしてね、剣に成毅の剣に当てられたら、腕が痺れそう。仙侠だと物理攻撃というよりも気の攻撃が多いからさ。

噂の人になってた李凱馨は、ツンデレ系唐方を好演。しかし、唐方と蕭秋水の関係は何も進まなかった。

ただ、今回は柳随风を演じた徐振軒でしょうね。アクションもできる。演技も、十歳くらい上の成毅相手に、引けを取らない。ということで、人気上昇中。あの手の顔好きでしょって思ったでしょ。はい。かわいい!!!キュート。

古力娜扎(グーリーナーザー)は、今回は娜扎(ナーザー)名義になってると思う。もともと濃いめの顔立ちだけど、若い子たちがいるからでしょうか…メイクが濃い…成毅とのダブルキャストという設定だけど、あんまり出てない。

現代編の李欣澤は、今回も別人に化けて成毅を殺そうとしていたわけですよ。三回目じゃん。「琉璃」は愛ゆえに追いかけ回したし、「沈香」も四人の帝君のうち一人だけ生かしたわけだし。三生三世、というコメントが流れてくる。いろんな俳優さんが演じるパターンというミームがあったんだけど、例えば「張若昀にうんと言わせる方法『続編の予定が立ちません』」「檀健次にうんと言わせる方法『今まで演じたことのない役です』もしくは『父親との関係があまり良くない』」「張凌赫にうんと言わせる方法『首絞め無理やりキス』」みたいな。成毅の場合は、「ラストは姿を消します」とかバッドエンド。で、李欣澤はそうです「別人に化けて成毅の命を狙います」だねって。

ペンギンがまーた「少年歌行」同様に「蕭」さんやってて、ペンギンは蕭さんに改名した方がいい。

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