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莲花楼

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この夏、「長相思」と争っていたのがこれ。期待してたんだけど、ん…。「李蓮花さんの動く城」という感じ。

武侠ものなら、莲花楼の後に始まった「雲之羽」がびっくりするほど面白かったのもあるかもしれない。ただ、ぱっと見運動神経があんまり良くなさそうに見える(見えるだけだよ!)成毅が「李蓮花」にぴったりなのは確か。顔色も「焼けてるけど血色が悪い」方だし。インタビューの雰囲気から察するに、この人はかなり変な人らしく、本人のキャラに合ってるんでしょうね。

お話は

天才剣士李相夷は若くして四顾门门主になった。師兄が金鸳盟に襲撃しされて死んでしまったというが、遺体は戻ってこない。李相夷は師兄の遺体はどこにあるのかと金鸳盟盟主・笛飞声の乗る船を東海で襲撃するが、相打ちになってしまう。四顾门と金鸳盟も相打ちになってしまった。十年後、毒にあたった李相夷は江湖を放浪する名医「李蓮花」になって、師兄の遺骨を探している。「蓮花楼」と呼ばれる移動式の家に住んでいる。

四顾门の刑堂として朝廷によって江湖の事柄を解決することを許された、百川院は残っている。戸部尚書と、天机堂の堂主を両親に持つ方多病は李相夷の弟子を名乗り、三つ事件を解決したら入れてやると言われて、江湖に出て行き、たまたま名医・李蓮花と知り合う。

二人は金鸳盟の盟主・笛飞声が十年間の閉関から出てくるところに立ち会ってしまった。李相夷と笛飞声は互いが生きていることに気づいたが、笛飞声は飲んでしまった薬の副作用があり、しぶしぶ李相夷の師兄の遺骨収集を手伝うことになる……

と書いたら、ラスボス師兄パターンかな、と思うわけで。そうすると一つ一つの事件はさておき、答え合わせになっちゃう。

20集まで正直我慢我慢だった。20集過ぎてからアクション増えるし、ようやく面白くなってきて。39集は、は!?で結構面白かったという感想。伏線は全部回収されたと思う

感想

方多病と笛飛声の李蓮花に対する感情のデカさよ。ただ、ブロマンスっぽさが薄いのは、なんででしょうか。成毅が、というか李蓮花って受け受けしいのに。曾舜晞も可愛い年下攻めっぽさを好演してたのに。肖順堯も「殴り合って友情を築き上げ、女には興味がない」「お前を倒すのは俺だけだ!!!!!」というキャラを演じてたのに。

成毅以外今年見たメンツが揃っちゃってるんで、キャストに新鮮味がないのが私がいまいち乗れてない理由かな?ともおもうけど、それは撮影時期的にいつロックダウンされるかわからない状況での撮影なので、脇役は「今横店にいる人」に頼んだんでしょうということですね。

上にも書いた通り、成毅が口が上手くて武功のない李蓮花にぴったりだというのは確かだけど、李相夷時代を別の俳優さんにさせた方が良かったんじゃないかと思うんですよ。「琅琊榜」式に。声だけ違うらしいのね。でも、アクション良かった。

方多病を演じる曾舜晞は、かわいい。とにかくかわいい。この人は「雲之羽」にカメオでちらっと出てた。雪重子の静かな感じと、大きく違って、とにかく良い。あとかわいい。本当にかわいい。まじかわいい。劇おこぷんぷん丸になってるときもかわいいよおおおおおおおおおおおお。でそれだけで見られる。かわいいよおおおおお。そうか。肖順堯と二人で堯と舜が揃ってたんか。

で、問題は笛飞声を演じるのが肖順堯で、李相夷の恋人・喬婉娩を演じるのが陳都霊だということ。この二人…「长月烬明」じゃん。肖順堯の朴訥とした感じが生きてるのはいいんだけど、演技のうまさは(今の所)感じない。喬婉娩も剣を扱うらしいので、逞しいのかと思いきや喘息発作を起こしてたし。うーん。と思ったけど案外剣を振るってた。顔が見えない所はダブルボディだと思うんだけど。

ただ肖紫衿を演じる黄宥明の方が問題で、立ち振る舞いが「山河令」の叶白衣そっくりで。メイクが違うけど叶白衣との演じ分けがあまりできてないというか。むしろ、叶白衣をゲストに迎えましたと言われた方が受け入れられる。なので、キャラ的に白衣が!?みたいな。「気難しい」の演じ分けって難しいのねえ。

おじさんたちも、いつものメンツになるのは横店から動かなかった(動けなかった)人たちだから仕方ないっちゃ仕方ない。

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