三千鴉の恋歌

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この孤独の世界に、あなたが舞い降りた――。

驪(り)国の皇女、燕燕(えんえん)は、父母や兄、初恋の人である宰相の息子、左紫辰(さ・ししん)たちに愛され、幸せな日々を送っていた。しかし、敵国である天原国に寝返った紫辰の父が、妖魔を擁した天原国の兵を都に引き入れてしまう。
家族が次々と命を奪われる中、運良く難を逃れた燕燕は、仙術の師匠と共に都を離れる。悲しみに暮れる燕燕に、仙術の師匠は「霊灯」といわれる法器を灯せば、妖魔を封じることができると話す。
しかし、そのためには自らの命を差し出さなければならない。それでも復讐を誓った燕燕は、名を「覃川(たん・せん)」と改め、自分を庇って命を落とした侍女の顔を借りて、霊灯が隠されているという香取山に足を踏み入れる。
そこで出会ったのは、香取山の主の一番弟子で、息を飲むほど美しい仙人、傅九雲(ふ・きゅううん)。覃川に何かとちょっかいを出す傅九雲だったが、彼は千年も前から彼女を見守り、天原国に襲われた際も密かに窮地を救っていた。
そんなある日、傅九雲は覃川に自分付きの侍女になれと言い出す。身勝手な傅九雲に振り回されてばかりで戸惑う覃川だったが…。

2020年 三千鸦杀

感想

え!?これ、趙思露じゃなくて、蒋依依?どっちも元気なおてんば娘が似合う女優さんで、私の好感度は高い。

ですが、趙思露主演だから、かなり苦手なタイプの作品を見るつもりになったのに…

と思ったら成り代わるんですね。蒋依依の演じていた帝女燕燕が、趙思露の演じていた侍女の阿満の姿に成り代わり成長して覃川と名前を改めると。オッケーオッケー。

架空王朝物ではあるが、むしろ「花千骨」。仙人がある女の子を愛してしまい、この女の子のために自分を犠牲にして…という話。

趙思露は侍女と帝女の二人を演じるわけですが、大人しそうな阿満とお転婆の燕燕(覃川)の演じ分けはできていたと思う。文字通りの臥薪嘗胆する覃川に、帝女っぽさがないというか。撮影時期は「虎われて」の前ではなかろうかと思うのだけど、あっちの壊れた思考の脚本家(小千)が入る前の「芊芊」の方が帝女っぽさがあった。うまく言えば、芊芊と覃川ははっきりと演じ分けられていたというわけではあるけど。ご本人の吹き替えで、ちょっと舌ったらずだけど、ぶりっ子ではないというのは悪くないんだけど、下町っ子の方が似合う。だから侍女の阿満の姿で、阿満をできるだけコピってみたんだろうか。ワンシーンでいいので、帝女の葛藤みたいなのがあったほうがリアルだったような気がする。手がこんなに荒れたとか…。

キャラとしても、三年間であんなに何でもかんでもできるようになるんですかね、お姫様育ちの人が。という、違和感があった。演技の問題というよりも演出の問題ですかね。

その仙人の傅九雲を演じる鄭業成はみたことのある顔だなあと思ったのだけど、「花千骨」の神様か!ということはあれだよ「男神執事団」のあれ…。ところが今回はきちんと演技してます。演出や脚本まで含めたキャラとその人がマッチして初めて輝くよねえ。で、どうも吹き替えもご本人らしく。やはりそこまで含めてご本人とキャラがマッチしてたと思う。

定石外しだったのが玄珠で、黒い珠という名前なのに、衣が白い。初めから結構きつそうな性格だなあと思ってたので、どこかで黒い衣に着替えて闇落ちしてから改心するかと思ってたのよ。ちょうど花千骨の夏紫熏みたいに。いい意味で裏切られましたね。

靂渊(これ、靂「淵」だよね??なんでいきなり簡体字を使うのか)も、この手の話だとこういうキャラが主人公に恋しちゃって振られるパターンが多いのに、ちーっとも。

あ、「おばさん」(=官吏)のところがコミカルでした。妙なところでラブコメをぶっこんでくるんですよ、これ。

でも、ストーリー的な問題もあるんだけど、「虎」の方が好きだったなという感じ。「今夕何夕」よりはいちゃつかない割には、初夜を終えました///な描写まであったのにはびっくり。

30話だから悪くないなあくらいで見られたけれど、これ以上あったらきつかったと思う。でも最終話はどうなったの…途中の過程をすっ飛ばして愛し合うの?蒋依依はどうなったの…

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