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闘茶~Tea Fight~

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京都に代々続く老舗茶屋を継ぎながら、店を開けずに遊び呆けている主人、八木 圭。一人娘の美希子は母の死から立ち直れずにいる父のため、手に入れた者は幸せになるという伝説の茶葉“雌黒金茶”を求めてひとり台湾へ旅立つのだが・・・。

2008年

感想

監督はワン・イェミン (王也民)

馬鹿馬鹿しい話だが、嫌いではない。いや、好きだ。主演俳優だけが耽美な画調で描かれているギャグマンガを実写でやっていると思うといいのではないだろうか。オープニングもアニメーションで「これからふざけますよー」と宣言するし。マフィアのくせに美男でひょろっとしすぎるヴィックは、「花より男子」の花沢類が絵から抜けて出てきたように少女マンガ的だ。ギャグマンガに美女、というのは多いが、ヴィックはギャグマンガの中の美男なのだ。それに対してコミカルな手下どもはもろにギャグマンガ。エリック・ツァンと香川照之はもろにギャグマンガだし。つるんとした顔の戸田恵梨香(この頃は本当にかわいかったね)とチャン・チュンニンが目が小さめでマンガ的ではないのが残念だ。日本の女優でマンガ的な顔といえば誰だろう。仲里依紗あたりはどうだろう。台湾ならアイビー・チェンだが、子供っぽいし、難しいキャスティングだ。大Sも比較的童顔だし。ああ、ソニア・スイ。(どこまでも「ブラック&ホワイト」から逃げられない私だ)。
シーインさんとラブラブになってる在天!
チャン・チュンニンがお茶の缶とか銃を持ってると最終話を連想させる。
とかもう「ブラック&ホワイト」から抜けられない。駄目だ。

キャスト

ヴィックはすっごく若く見える。体もほっそりとしているし。でも、顔色は健康そうだ。闘茶シーンの古装のヴィックに大仰な振りをされてお茶を入れて欲しい。

チャン・チュンニンは、(私が見る限り)いつも薄倖そうな演技をしているが、今回はちょっとセクシー。もっと幅のある役ができる女優と見える。日本語セリフがチャン・チュンニンの方が多かったのであまりヴィックの日本語が聞けなかったのが残念。ヴィックはこの映画では日本語のみならず中国語も滑舌がすごく悪く聞こえたのだが。

戸田恵梨香はごく最近のガリッガリではなく、少し頬がふっくらとしていて可愛いではないか。そうよね。道でヴィックみたいな美男とすれ違ったら、嬉しいよね。戸田恵梨香じゃなくてもにやける。私は助けられたら興奮しすぎて死ぬかもしれない。ハニー・トラップにひっかかるまでもない。戸田恵梨香も台湾映画の描く「凶暴な日本女子」の系列に並ぶ、かな。いや。せいぜいかごを投げただけだ。酔っぱらった上で男の家のガラスを割ったりしないし、酔っぱらった上で男のギターを破壊しないし、そもそも酔っぱらわないし、すぐに寝たりしない。

美味しいところ持っていく香川照之。そうです。この人はこういう風に使うんです。

陸羽としていろいろ絡むエリックのおっさん。それにしても、この人の演技の幅はない。いつ見ても「インファナル・アフェア」のサムか、「インファナル・アンフェア」のサムだもの。

くっついてくる男の子(細田よしひこ)は演技が下手だ。でも、可愛いから許す。

その他

それにしても、親子そろってハニー・トラップにひっかかるなあ。

だが、ハニー・トラップなのに、台北を案内してくれるヤンは暇だ。へこへこついて行くよ、あの子。だったら、子犬に見つかるまでにそのままアジトへゴー、でも良いと思うのだが。あれは、ヴィックの観光大使としての「台北を連れ回す」のが仕事なのだったのだろうか。
でも、ヴィックとデートしたい。ヴィックに台北を案内されたい。でも青い髪はやめていただきたい。その特攻服みたいな一張羅も嫌だ。で、エリックのおっちゃんがやっていたあの人形劇のあるお寺はどこだろうか。西門町の赤煉瓦の建物から戸田恵梨香は歩いていくので、やはりあの近辺だろう。

山水閣ホテルには宿泊したことはある。だが、2010年に半年休業して全面リニューアルしたらしく、戸田恵梨香が寝ていたときとは別だろう。

街路樹はマングローブ系で根っこが枝から垂れてるし。ああ、台北!行きたいなあ。

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香川照之, 戸田恵梨香, ヴィック・チョウ, チャン・チュンニン, 細田よしひこ
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コメント

  1. […] 香港で買ってきたんだが、日本公開されたかーと思った。香港で買ってきた理由は、前作の「ハーバー・クライシス Black & White Episode1」の出来がドラマ版と比べると(派手になったけれど)、あまりよくなかったので。ドラマの前日譚であることは事実。 […]

  2. […] 湾岸危機 […]

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