誤って女性歌手を失明させてしまった殺し屋のジェフリー。彼女の目の手術費を稼ぐため、彼は新たに殺しの依頼を受けるが…。
原題:喋地雙雄 1989年
感想
監督はジョン・ウー(呉宇森)。
ツイ・ハークプロデュース、ジョン・ウー監督作品ね。でも、「英雄本色」シリーズではないのね。了解。日本語タイトルも「男たちの挽歌」ってつけるのをやめようじゃないか。
でたー。のっけからユンファの2丁拳銃。さらに白い鳩が飛んだ!「男たちの挽歌」では鳩は飛ばなかったような気がするのだが。
さてさて。ラストの教会でジェニーとジョンがずりずりと這うシーンで一度本作を見ていることに気づいた。うん。そういうものだ。
「友は風の彼方に」を見た後だと、メンツが丸かぶりなのが気になる。テイストも同じだし。本来は敵同士のあっつーい友情とか。空港のシーンとか。
なんだこりゃ?と首をかしげさせるのがジョン・ウー。首をかしげさせないのがリンゴ・ラムというだけだ。アクションのスローモーションも今となっては手垢がつきすぎているし。
「男たちの挽歌」と「男たちの挽歌2」はレスリー病抜きにしても傑作だったが、あれがジョン・ウーのピークだったのではないかと思うのだった。