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友は風の彼方に

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まわりから孤立している秘密捜査官の男と、彼がおとり捜査をしかけた宝石団の幹部との間に生まれた固い友情と戦いを描く、香港ノワールの先駆けとなった作品。宝石強盗団に潜入した秘密捜査官のコオ・チャウ。強盗団の宝石店襲撃計画に加わったチャウは、準備を重ねるうちに幹部のフーと心を通わせていくのだが…。

原題:龍虎風雲 1987年

感想

リンゴ・ラム(林嶺東)の香港ノワール。なんとなくセンチメンタルなタイトルが良くないなあ。

「レザボア・ドッグス」は本作にインスパイアされた、というけれど、なんだ。本作の後半部分を料理しただけではないの。ほぼ全員が銃を向けあい、サツのイヌと人のいいギャングが心を通わせ、ギャングがイヌをかばう、とか。

ただ、タランティーノの料理方法って独特。本作を見てあれをおもいだすとどれだけタランティーノが洗練されているかと思う。香港の泥臭さの方も捨てがたいが。

そういえば、香港映画にはまる寸前に私がどはまりしていたのがタランティーノだった。なんだ、「インファナル・アフェア」から香港映画に入ったんじゃなくて、タランティーノから香港映画に入ったのか、私。10年目にしてようやく知った自分の真実、という気分だった。

チョウ・ユンファは「男たちの挽歌」が86年。このころがピークだったのだなあ。ただ、落ちていっても前線に居座れる、というのがすごい。

太った女性歌手(マイケル・ホイ映画によく出てくる。レスリー映画にも出ていたかな・・・)がクラブで主題歌を歌っていたが、聞き覚えがあると思ったら、エディソン・チャンの「嘥氣(サーヘイ)」じゃない。殴打事件をネタに「最悪だ、最悪だ」と歌っている歌。これが元ネタらしい。「要爭取快樂」という曲らしい。

おー。英皇はオフィシャルでMVを出しているじゃない。

友は風の彼方に(字幕版)

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