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おんなの幸せマニュアル〜俗女養成記〜

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2も見たけど、これは3も予定されてそう。

おんなの幸せマニュアル〜俗女養成記〜

Amazonで配信オンリーかしら。

家なし車なし子なしで何の取り柄もない地方出身の39歳独身女性が、仕事や私生活で悩みを抱えながら生きていく姿を描く。女性が社会で受ける年齢差別や結婚と自由を追い求めることの矛盾など、女性が生きていく中で起こりうる物語を丁寧に表現し共感を呼ぶ。

俗女養成記 2019年

感想

実はもクソもなく、「台湾でヒット」の中に過分に含まれる人情ものが性に合わない。予定調和しがちで肌に合わない、水が合わないのレベルなので、ただただどうしようもなく、避ければ良いだけなのである。

ですから、わたくし、殺伐とした世界の中で、背中を合わせて戦って生き延びていくタイプのBLとか、殺しあう二人にCPを見つけて萌えてしまうのだから仕方がない。

とはいえ、人情が含まれるからと言って、それらが全部合わないわけでもない。

短いしな(比中国ドラマ)ということで、見てみた。日本語タイトルがダサいと思うけどさ。

本作は人情物に分類されるし、ドタバタコメディだわで、パートパートは面白かった。最終的な落ち着き方も、うーむ。と思わなくもない。

監督は厳芸文。本作の中でなんか後ろの方でおんなじおばちゃんがいるのに気づかなかっただろうか。あの人です。「我的男孩」でルビー・リンに、ルビーの相手の男の子のママ役を振られてたあの人(実年齢はルビーと変わらない)。

繁体字では「台語劇」とも書かれるように、台湾華語(中国語)ではなく、台湾語とも呼ばれる閩南語作品です。台北のシーンでは、もちろん中国語になるのだけど、回想シーンのみならず、嘉玲の思考も、恋人との会話も閩南語。

おそらくキャストは、客家系を含めた、本省系の人たちがほとんどではなかろうかと。

中国語の知識が多少増えたが、父方のおばさんのことを「あーいー」的に言っているようで、台湾語(閩南語)では、父方のおばさんも母方のおばさんも変わらないんだーと。(中国語では父方のおばさんには「姑」(くー)を使う。「姨」(いー)は、母方のおばさん。もしくは近所のおばさん)

見ながら思い出したのは、「敗犬女王」。そういえば、あそこでもウェン・シャンハオが振られ役だった。30代も40代も同じような役ができるのはもはや才能。ジェリー・イェンの老けなさもすごいけどこの人もすごいわ。

主演の謝盈萱は、もともと舞台がメインの女優さんのようで、コミカルなシーンが学芸会にならずにコミカルなままなのはお上手だった。

32歳が「一人で好きに生きていく。特に男はいらない」なら、40歳は様々な圧力に負けつつある。あっちの主人公は「無双」の名の通り、台北一女から台湾大学に行った才媛。もともと「台北に生まれた」というだけで現代台湾ではリッチなのに。こっちの主人公は台南から台北に行ったと言う人。しかも子供の頃からお勉強はそんなにできず、どうも芸術系の学校に行った模様。そう。あまり持ってない人。

アイドルドラマが、美男美女をもってきて、ありえないような設定をしてくるけれど、こちらはより現実的と言うところなのか。

80年代の台湾

ストーリーそのものには、そこまでハマれなかったのだが、気になったのは子供時代のこと。

80年代なら私もおぼろげに記憶がある。80年代でも90年に近ければより記憶がはっきりする。日本の80年代と20年代ならば、かなり変わりはしたが、あそこまでドラスティックに違うだろうか。

子供時代の中に蒋経国の死があり、それは1988年のことである。原作はエッセーだから製作よりも前で2016年くらいとすれば、1976年生まれの人(あれ??監督??)が40になることのことを思い出していて、子供時代の年齢は10歳から12歳くらいかな。同級生を見ても小学生よね。ならば、私よりも5つくらい上の人なので、アイドルさんたちのみならず、実際にお会いしたことのあるあの人やあの人の子供時代ってこんな感じだったのかも、と思ったり。

じいちゃんが「民主主義」のビラを見て驚愕するのは、白色テロの名残で、台湾には1987年まで戒厳令が敷かれていた。

国語(=中国語)政策で、台湾語を喋った!と怒られる子どもたち。文盲らしいばあちゃんは、中国語を学ぼうとすらしない。

日本人女性が台湾の地方の本省系出身者と結婚して、夫のおばあちゃんにあたる人は中国語が喋れない。話ができなくておばあちゃんがかわいそうだ。だからあなた(日本人)が台湾語を学びなさいと義父に叱られた、というような世界は、こういうばあちゃんが年をとった姿だろうか。

台湾は通うところであって、私のような人間には住めるところではないなあとつくづく思うのであった。

台南が、地方だから日本の「田舎」がもっと強烈になるのかと言うとそう言うわけではないだろうなというのが、マザコン男とその母親を見ればその通り。

台南は行ったことがある。暑かった!

高雄から台鉄で台南日帰りにして正解! [2015年6月 台湾女一人旅]
高雄駅にて台鉄で台南へ向かいます。高雄駅にしました。地下鉄から乗り換えるので新左営駅(地下鉄・高鉄の左営駅と接続してる)でも良かったんですが、自強号が止まるか良くわからなくて高雄駅にしました。iPassで台鉄の切符が買えるという話だが。iP

ところで、ばあちゃんの葬式のときに、おばさん(父の姉)が戻ってきたけれど、結婚問題で大騒動になり「この叔母は一生を孤独に過ごした」と言われるおばさん(父の妹)は戻ってこなかったのはなぜだろうか。亡くなったということだったのか。

こっちの、おじさん(父の弟)は戻ってこないでしょう。

おんなの幸せマニュアル2〜俗女養成記〜

こっちはBS放送分を撮り貯めてたのを見てる。

今回は舞台が台北からではなく台南から。あの「家」なんだけど、結局DIYのリフォームに1年間かかってて…というところから始まる。

同じキャストが濃厚な人間関係の中で、過去と並行しながら進んでいく。

台湾は日本よりも少子化のスピードが早いのは、この人間関係の濃厚さだからかもなあと。

永森の側の親が出てこないのだけど、今回前半に語られるのは、永森の両親が離婚するときのこと。食堂を始める母親の、準備期間中には嘉玲の家に預けられていたこと。もう一人の、弟の恋人になる方は出てこなかったかも。確かに思春期の前と、思春期はちょっと人間関係が変わってしまう。

台湾は90年代に入るけれど、おばあちゃんはようやく字を学ぼうとし始める。そういう、90年代についてのナレーションはなくなってたのは、ひょっとしたら、元がエッセイだったけれど、続編のエッセイがないのかもしれない。

今回も、謝盈萱体当たり。

いやしかし、台湾人女性、感情的すぎませんか…。こういう感じなんですかね?日本人の前ではぶりっ子してる?

言語は閩南語。HSK5級の私が聞き取れなくてもオッケー。だって、違うんだもん。ところどころ「チョットマテ」とか入ってくるんだけど、そうです。日本語です。日本語が入ってる。

ガイドを始めたときの話だけど、「外国人観光客」というのは、日本でもそうだけど、典型的な台湾の感動ポルノに使われやすいからね…気をつけてね…。ほんと最終回の最後の最後が余分なんだから。

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