天龍八部 レジェンド・オブ・デスティニー

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今見てる。蘇青のアクションと高泰宇の闇落ちが目当てになりそう。

宋(そう)の元祐(げんゆう)年間。遼(りょう)の皇帝・耶律洪基(やりつ・こうき)は、宋の国力が弱ったと見るや停戦の条約を破り、侵攻を開始。非道の限りを尽くす遼軍に蹂躙される宋の民――そんな惨状を見ていられず、武林の各門派や江湖の豪傑たちが立ち上がった。丐幇(かいほう)一の勇士・喬峯(きょう・ほう)も、その1人である。彼は、敵の兵が持っていた密書を手に入れたことで、国境に大きな危機が迫っていることを知る。武林大会に出席する丐幇幇主・汪剣通(おう・けんつう)に急を知らせるべく、喬峯は少林寺へと急ぐが…。

2021年 天龙八部

感想

アクション、そしてアクション。そりゃまあ金庸なので。副題の「レジェンド・オブ・デスティニー」ってわかったようなわからんような。

一応「天龍八部」の英題は「Demi-Gods and Semi-Devils」半神と半悪魔。神格化された英雄と悪と唾棄された人ということですかね。ちょっと日本語にしづらいのはわかる。そして、金庸の登場人物ってそんな感じの人が多いよね。

なんだろうなあ。もちろんワイヤーアクションのオンパレードになるのは良いんですよ。それが目的なので。「长月烬明」の華麗なワイヤーアクションと比べると、どんくさいと言うか。洗練されてないと言うか。あっちは仙侠、こっちは武侠という違いがあるので、それは仕方がない。あと、あっちは「美男子を愛でよう」であり、こっちは「拳と拳のぶつかり合いを楽しもう」という大きな違いがあるのも確か。

ただ、んー、拳の重みや痛みの表現(これが上手いのがドニー・イェン)があるわけでなし。演出の問題なんでしょうかねえ。

衣装も、んー。段誉と慕容復はもう少し「きれい」なものを着せてあげたい。

意外にこれまで見てないのが、楊祐寧。顔と名前は一致するよ、さすがに。ここまでアクションができるように見せられる人とは思わなかった。

メインヒロインは阿朱でいいんだっけ。それが蘇青!?大出世じゃない?この人は動けるというか、動けるように見せられる人なので、武侠ものはすごく似合う。楽しみだ。

劉美彤がまたいつものツンケンお嬢様やってて、ん…。そういやこのコンビは蒼穹の剣じゃん。

白澍張天陽は初めまして。高泰宇斗羅大陸に出てたようだけど、途中で投げてるから見てないのかも。

巻き込まれ系の段誉はもう少しコミカルに演じてもいいかな?と思ってるところ。なんというか、天真爛漫演じてます的な。そうじゃないんだ。天真爛漫演じるんだ。

もう一人のどっちかというと巻き込まれ系の虚竹はキャラ的に朴訥と知的障害の表現のスレスレを狙ってるのかな?という演出がちょっと嫌かな。

慕容復はいわゆる、楊康型の人物でしたっけね、というのが表情を見るだけでわかるので、これはお上手。

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