江戸川乱歩の小説『火星の運河』『鏡地獄』『芋虫』『蟲』の4作品を竹内スグル、実相寺昭雄、佐藤寿保、カネコアツシの4人の鬼才アーティストたちが映像化したオムニバス・ムービー。
2005年
感想
だめ、これ。
作品云々、というよりも、まず耐えがたい。センスにあわない、というのがおおきいだろう。
浅野忠信が好きではないのも。どうしてだろう。加瀬亮、西島秀俊、とこの系譜に連なりそうな俳優はOK、というよりも、むしろ好物なくらいなのに。
「火星」はモダンアートの映像部門にありそうだが、それよりもひどい。
「鏡地獄」の反転した文字が出てきただけで「ああ、だめだ」。
明智小五郎役が浅野忠信。
和鏡職人役が成宮寛貴。成宮寛貴がエロいと聞いていて期待していたのだが、ちっとも。S男に興味がないからだろうか。成宮×浅野の腐フィルターも発動しないし。成宮寛貴の「お相手」を務める女優がことごとくおばちゃんに属する人たちだったのでまだ若かった成宮が気の毒であった。
」
目的はエロいという成宮だったのでここで打ち止め。次のに行こうとしていたのだけど、一瞬行って無理だった。
ちなみに、私はあの「スキヤキウェスタンジャンゴ」、ジェイの「トレジャー・オブ・エンペラー 砂漠の秘宝」も「パンダマン」に「KO-One」すら完走した。それでも駄目だったのである。
まあ、感性の問題ね。