幕末から明治。激動の時代を知恵と愛で生き抜いたある家族がいた――。 代々加賀藩の御算用者(経理係)である下級武士の猪山直之は、家業のそろばんの腕を磨き出世する。しかし、親戚付き合い、養育費、冠婚葬祭と、武家の慣習で出世の度に出費が増え、いつしか家計は火の車!一家の窮地に直之は、“家計立て直し計画”を宣言。家族一丸となって倹約生活を実行していく―。猪山家三世代にわたる親子の絆と家族愛を描いた物語。
2010年
感想
監督は森田芳光。原作は、磯田道史。
主演は今をときめく(?)堺雅人。しかし、売れ始めた「新撰組」から半笑いなところが変わらない。私が見る限り、いつも同じなのだが。仲間由紀恵もトリック以外はほとんど同じに見える。特に今回は「功名が辻」じゃない。
細かな細かなところでくすくす笑えるのが良かった。長いが上手い編集だし、上手い演技なのだが、今ひとつ突き抜けない。