流星花園~花より男子~

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牧野つくし(バービィー・スー)は庶民的で元気な女の子。
両親の強い勧めで上流階級の子女が通う名門校・英徳学園に入学。
しかしキャンパスでは、学園の創始者グループの一族である4人組のイケメン“F4″が学園を牛耳っていた。
そこで、正義感の強いつくしは彼らと対立するが…。

原題:流星花園 2001年

感想

台北101ができる前のようで、台北が少し低い。

それにしても、不思議なドラマだった。

主演女優を除いて役者はあまり上手くないし、編集も微妙。テクニカル的にも劣る。それでも、この人たちは私を、そして多くの人を惹き付ける。それは何故だろう。スターになるべくしてスターになったF4と大S、特に大Sのカリスマ、そして物語のエネルギーだろう。

すべてはここから始まったと言っても過言ではないのがこの「流星花園」。

ここから出たスターは、まずF4。バービィ・スー。レイニー・ヤンもいたし、ラン・ジェンロンもいた。プロデュースしたアンジー・チャイはF4を元手に台湾ドラマのヒット作を連発し、映画もプロデュースした。監督もジェリーとヴィックをよく起用してヒットさせているようだ。愛してやまない「ブラック&ホワイト」もこの人の作品。さらに、「ブラック&ホワイト」の映画版(ヴィック出演せず)で映画監督としてデビュー。この作品がなかったら、台湾ドラマなんて見なかった、そんな人もいそうだ。

私?私は香港発ジェイ・チョウ経由。

2001年、大学一年生で、中国語を履修し始めた私は、「台湾で、花男をやっている」ということはどこかから聞いた。しばらくして、日本でも放送があったようだけど、見なかったんだなあ。

リアルさ

原作は少女マンガで荒唐無稽な物語だった。バブルの残滓が垣間見える90年代、私は小学生で花男のごくごくアタマの部分を読んだ。(確か、類がフランスに行くところで一度ギブした。)四大財閥が支配する、というのも笑ってしまい、背伸びしたい中学生では手を出すことはなかった。

それが、リアルな物語に仕上がっていた。高校生から大学生に変更したのがまず良かった。F4の行動力は高校生では無理だ。大学生にするとリアルになる。いろいろな少女マンガ設定も「外国の物語」になれば敷居が下がる。

日本語字幕は名前だけが日本名だったが、あくまでも台湾の物語になっていた。中国語が少し聞き取れるようになれば、「花沢類」と書かれていても「はなさわるい」ではなく、「ふぁーざーれい」と変換できるようになる。「つくし」がひらがなだったのだが「つくし」とかいて「さんつぁい」と読むわけだ。

暴力シーンも少なくないのだが、そこにもリアリティがあった。まあ、そりゃそうだ。「ブラック&ホワイト」の監督だもの。

台湾ドラマはあらが多いのだが、本作ももれなくひどい。まず音がひどい。音が遠くに聞こえるシーンもいくつかある。滑舌が悪く、声も小さいヴィックは吹き替え直したな、というシーンがいくつかあった。船のシーンは空調の音にヴィックの声がかき消されたのだろう。背後の音が変わるからすぐにわかる。

衣装など

F4の衣装がひどい、という話だったが、わたしの服飾センスのなさでは気にならなかった。古いファッションだね、とは思ったけれど。ああ、道明寺のスケスケはひどいと思ったが、時代だからね。

それよりも、バービィの着ている服が懐かしかった。バナナ・リパブリック、ベイシングエイプにプレイボーイ。そしてヒステリックグラマー!あれにBatsuまであったらもろに私の90年代後半から00年代前半のワードローブです。さすがに「兎」と漢字で大きく書かれたTシャツは着ていなかったが。

あれって貧乏ルックだったの?服飾センスはないことは自覚するが、あそこまで被ると、過去の私はやはりまずいだろう、と思う。

リリーズが目の下にポチっと変な点をつけるのだが、2001年2002年に現役女子大生だった私は知らない。

キャスト

亚洲偶像组合f4再聚首-演绎《流星雨》《第一时间》-2013江苏卫视春晚
「公式」なのはこれ?前半が、「流星花園」、後半が「流星花園2」

第一話のつくしの登場で、スクーターに乗ったバービィ・スーさんはヘルメット姿がなんとなく三億円事件の犯人っぽかった。笑ったね。飛び蹴りをしてくれないのは残念だった。 鈍そうなので、とび蹴りができなかったのかもしれない。

バービィさんにはうなじに星、右手の親指に花のタトゥーがあるのだが、それを隠そうともしない。お下げにTシャツ姿だから、うなじのタトゥーは凄く目立つ。つくしなんだけど。それ以外は(小学生のときにちょっと読んだだけだが)もろにつくしだった。

アイプチだろうなあ、という目、眉毛の細さが時代がかっていた。けれど、赤さ控えめの唇に薄いピンクのチークは清楚だった。顔全体にほくろが飛んでいるのはいい。けれど、ニキビか湿疹がしょっちゅう見えるのは「美容大王」としてはいかがなものだろうか。たまに目の下が真っ黒なのもいただけない。それでも、肌のツヤとハリはさすがの若さの上に、肌全体のきれいさというか、決めの細かさは撮影時25歳とは思えない。大Sの美貌はあの鼻かな。ただ、スタイルはあまり良くない。背中に贅肉がないのは良いのだけど、筋肉がないのか後ろ姿が良くない。運動神経も悪そうな走り方だ。

それでも、F4をぐいぐいと引っ張ったのはこの人だった。この人が主演で、大黒柱だった。

ジェリー・イェンのがひどく若い。演技本格デビューは本作だったようだが、それほどひどくはない。上手くはないが、ひどく下手ではない。けれど、人が良さそうな道明寺だ。中国語がわからないので道明寺語のおかしさがわからないのが残念だった。道明寺は当初から面白いほどつくしLOVE全開だった。何がいいって、目でつくしが好きだとちゃんと語れているのが良い。「恋してない」と比較するとなのだが、本作ではおそらくほとんどスッピンに近いだろう。その肌のツヤとハリ、そして健康的バランスの良いマッチョさ。無駄にある司の半裸シーンだが、そんなにマッチョではない。この役のために作ったというよりも、自然さが良かった。

道明寺は嫌いだが、道明寺を演じているジェリーが好きだ。

ヴィック・チョウは、ぼうっとした類は、これが類なんだよ。つくし一直線なくせに翻弄して遊んだ日本版の小栗旬と比べると、謎行動ぶりが良かった。おぼっちゃんの美少年にしては髪がぼっさぼさなのはひどいが、それ以外は完璧だ。キャラクター的には類って一番いじめられそうなんだが、小栗旬の類が実は一番腕っ節が強そうな類だったのに対して、ヴィックの類は目力で圧倒する。オープニングでも使っている絵だが、ヴァイオリンをひきながら一瞬カメラを見るのだが、その目で撃抜かれてしまう。

やばい。けれど、喋り始めるとまずいのだ。台詞回しが下手。滑舌が悪いらしいのだが(よくわからない)、声も小さいらしい。おまけのバラエティの中、「流星笑園」でもヴィックが喋るときにはマイクがヴィックに寄ってアヤが「ヴィックが喋るよ〜」とやっていた。これが、あの「ブラック&ホワイト」の在天になるのかと思うと凄い成長ぶりだと思う。「蝶になる」の奇妙な長髪は類のイメージだったのだろうか。。

ただ、私の今の好みからすると細すぎ、そして繊細すぎる。
類は好きだが、この頃のヴィックは・・・あまり好みではない。おそらく、日本で放送された頃に見ていたらヴィックにはまることはなかったんじゃないかと。

実はケン・チュウは微妙。セリフ回しが下手なのだ。「シークレット・ガーデン」のフィリップ・イほどではないが。ヴィックのようには出てこないから良さもあまりわからない。

ヴァネス・ウーは地じゃないかと思うほど自然だった。この人の細めの鼻筋はなんとなく女の子っぽい美しさだ。日本へ行く類を空港に見送るときに、美作と道明寺の服が被っちゃならんと思うが。

レイニー・ヤンは、松岡優紀役なのだが思った以上に出てこない。当初の変な髪型だが、そういえば、2001年頃、ああいう変な髪型にされかけたことがあったのを思い出した。日本で。髪型はさておき、雰囲気なんかは「笑うハナに恋きたる」まではあまり変わらないなあ。「陽光天使」以降すごく大人っぽくなったけれど。

これでラン・ジェンロンがわかった。同級生に似ていて笑った。けれど同級生とジェリーは似ていない。この同級生がどちらかというとリアルな道明寺だったけれど。

里香役だったのがベアトリーチェ・スーなのね。了解。

滋ちゃん役の女優さんも下手だった。けれど、日本で滋ちゃんを演じた加藤夏希に凄く似ていた。

DVDには中国語字幕があるよ。DVDにいろいろあるので「コンプリート」か「全長」をおすすめするよ。

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このシリーズ、多分見られるものは全部見てるので。発表順に

コメント

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  3. […] 「花様少年少女」は演技が微妙なウーズンとジロー・ワンをエラが引っ張った。エラのいない二人の出演作はどれもエネルギーが足りない。「流星花園」は素人だったF4をバービィ・スーが引きずり回した。 […]

  4. […] 人の心が読めないおぼっちゃま社長が貧しいライム(結構凶暴)に心惹かれる、というパターンはまさに「花より男子」だ。もちろん、ライムが牧野つくし、社長が道明寺司でオスカが花沢類だ。スルもしくは女医が藤堂静で、アヨンさんが松岡優紀。社長の妹が「お姉ちゃん」の椿で、イム監督とライムの先輩がF4の残り二人で、母親が道明寺楓。けれど、30代の男女で「花より男子」はきつい。そこで、花沢類たるオスカのトラブル、そして二人が入れ替わる、という珍案が出た、というところなのだろうか。 […]

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