ほぼ全ページにアフィリエイトリンクが存在します。アフィリエイト収入は、ドメイン・サーバー維持、ブログメンテナンス、ブログ執筆にかかるデバイス代、視聴料に費やし、ブログ読者さまに還元しています。

蒼穹の剣

スポンサーリンク

わずか9歳で、天才的な武芸者として頭角を現した䔥炎(しょう・えん)。しかし、その後何年にもわたり、彼は苦難の道は歩むこととなる。無実の罪に問われた母は自害、彼自身も身につけた闘気を失ったばかりか、許嫁にも去られてしまう。何もかもなくした䔥炎だったが、伝説の闘尊・薬塵(やくじん)との出会いをきっかけに武芸を究め、遂にはこの世を暗黒に染めようと企む強大な悪に闘いを挑む―。

2018年 斗破苍穹

感想

主演は呉磊

古装劇というよりも中華ファンタジー。

うーん。セカンドシーズンはやるんですかね?あまり話題にもならなかったような。呉磊は良い俳優なんだけど、作品を選ぶべきではないかと思うのよ。

いわゆる、世界を救う勇者系の物語なのだけど、巻き込まれ系勇者が好きなんですよ、私。気の良い兄ちゃんが巻き込まれていくお話がいい。

ところがこちらは巻き込まれ系というよりは、ハリー・ポッター型。つまり血脈の話でもあり。血脈の話は、なんか嫌なのよね。優生思想的なかほりがするから。

この子は汚名を着せられて自殺した母(これまた英雄)の名誉挽回を目指したい。婚約破棄された我が家の名誉を挽回したい。チートしなければいいのに、指輪に母のお師匠さんが「指輪の精」として宿ってチートしちゃう。ってなんかチートしちゃうハリー・ポッター風じゃないですか。

指輪の精(薬塵)=バロン・チェンってなんなんですか。ラストも肉体は蕭炎だけど力は薬塵だし・・・。

学園ドラマパートも、ホグワーツですか?みたいな感じで。ダンブルドアもどきとスネイプもどきがいる始末。

厚みのわりに内容も字数も少ないラノベというか、ゲーム的なお話で。しかも預言の、なんてことになるとなんだかなあ。肝心の剣も、古剣奇譚の大剣みたいな、刃物というよりも、叩き潰すための剣です。

なんで見たのかって、華晨宇の「寒鴉少年」が本作の主題歌っていうからだよ。花花は良いねえ。

本作関連で一番ヒットしたのはこの「寒鴉少年」ではあるまいかと。ところが、二回か三回かかっただけだった。

呉磊は悪くないんだけどねえ。

三人(?)いるヒロインたちの中で一番出演時間の長い、林允の演じた薫児がメインのヒロインでしょうかね。整った顔ですが、大S的な、一歩間違えるとファニーフェイスという美女。それこそが個性だなあと。

キャラとしては、劉美彤の演じた元婚約者の納蘭嫣然(眉毛太過ぎ)の方が好きです。

李沁の演じた小医仙はお茶目ですが、設定が生きてない。むしろ迫力があったのは辛芷蕾の演じたメデューサだったり、腹に一物ある女がやたら似合う蘇青だったり。

蘇青があんなに動ける(動けるように見せられる)とは思わなかった。百度を見る限り、特に演劇の学校に行ってなさそうなのだけど、天才というか憑依型の女優さんですね。この4人は、エイラクだったり、如懿伝に出ていた人たちです。あれで(制作側に)認められて起用されたのかしらというところ。ピンで主演をはるのはまだ先だろうという感じですが、皆さんそれぞれ良い仕事をします。微妙にうまくいってないのは、この女の子たちが全員ご都合主義的なストーリー展開の犠牲になってるところでしょうかね。

クラスメートたちその他、「若い男の子」たちはX玖少年団(X Nine)から。彼らの中では俳優として人気が一つ頭が抜けてる肖戦も、女の子たちと比べるとキャラが立たないというか、あまりストーリーに役に立ってない。

うーん、残念。

蒼穹の剣DVD-BOX1

蒼穹の剣DVD-BOX1

ウー・レイ, ジェリー・リン, シャオ・ジャン, リー・チン
9,900円(12/06 03:33時点)
Amazonの情報を掲載しています
タイトルとURLをコピーしました