藍色夏恋

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17歳の夏。孟克柔(モン・クーロウ)は、親友の林月珍(リン・ユエチェン)と一緒に体育の授業をサボっていた。母親になった未来の自分を妄想して語る月珍には、どうやら意中の相手がいるようだ。やがて、それが同じ学年の張士豪(チャン・シーハオ)だと打ち明けられた克柔は、いささかストーカーめいた月珍の恋に巻き込まれていくのだった。ある夜、克柔は月珍に付き添って学校のプールへ。士豪が忍び込んで泳いでいるのを、覗きにやってきたのだ。“彼女”がいるかどうかを知りたいという月珍の頼みで、士豪に質問をぶつける克柔。しかし、月珍が恥ずかしがって姿を見せないものだから、士豪は克柔が自分に気があると勘違い。さらに、月珍が士豪宛てに書いたラブレターが、複雑な三角関係をこじらせる結果に…。

原題:藍色大門 2002年

感想

イー・ツーイェン(易智言)監督は上手いよねえ。

「言えない秘密」ではちょっと不思議な美少女だったグイ・ルンメイは、本作では(端正だけど)ちっともかわいくない。無愛想でぶっきらぼうだ。いつも着ているのはぶかぶかでださいパンツだ。ひょろっとしていてセクシーさも何もない。「秘密」のシャオユーと同じ人?と思うくらいだ。セクシュアリティがどこにあるのかがわからなくて、「わたしとキスしたい?」と自分に気がありそうな男(シーハオ、体育教師)に聞いてまわるのだが、ちっともセクシーではない。むしろ、痛々しい。(それにつけ込もうとしないシーハオ、良い人だ。体育教師はどうなんだろう。よくわからない。)ただ、セクシュアル・マイノリティの悩みがあまり上手く伝わってこなかったのが残念。「花連の夏」の方がその点はうまかった。

それよりも、チェン・ボーリンだ。金城武系の濃い顔は好みではないのだが、このチェン・ボーリンの良い人ぶりとかわいさと、完全に心を鷲掴みにされてしまった。確かに、自分が将来どんな大人になるかはわからないが、この人は明るく誠実な人になると思った。ちなみに、わたしの周りにはこんな人はいなかったなあ。

そして、ユエチェンの痛さ。とんでもない。シーハオのゴーグル、シーハオの靴、シーハオが飲んだペットボトル、と盗みまくり、ごみをあさりまくりだ。シーハオのペンでシーハオの名前を書いて、インクが乾けば両想いになれる、って、あんたねえ。笑ったのが、失恋後、いつもの習慣で「張士家(チャン・シーハオ)」と三文字書くのが途中から四文字、「木村拓哉」・・・。

「藍色夏恋」というタイトルはどうかと思う。「藍色大門」では人は入らないとは思うけれど。

舞台は台北だろうか。師大高中だから。けれど、台北には海岸はないのに市中にすんでいるらしいクーロンは夜中に海岸に行くなあ。
まさか、自転車で行くのだろうか。

藍色夏恋 デジタルリマスター版(字幕版)

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グイ・ルンメイ, チェン・ボーリン, リャン・シューホイ, ジョアンナ・チョウ
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コメント

  1. […] チェン・ボーリンは何か膨れていて、誠実そうではあるが「藍色夏恋」のさわやかさや清々しさはない。 […]

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