ニューヨークに住む、富と名声に貪欲な若手の株式ブローカー。不正が横行し果てしのない欲望が渦巻く街に住むその男の名前はジョーダン・ベルフォート。
2013年 The Wolf of Wall Street
感想
監督はマーティン・スコセッシ。
常にぎりぎりのところにいないといきている心地がしないという人がいる。我が友は暴走列車のような人で、巻き込まれると結構しんどい人だった。そして若くしてガンになった。それでも、ぎりぎりのところに生きている。そんなことを言うと怒るかもしれないが、ガンですら生きている実感を得るのに必要だったのかもしれない。
ジョーダンという人はそういう、ぎりぎりのところにいないと生の実感を得られない人なのだろう。どうしようもないのだ。Born this way
ジョーダンの失敗はほとんどがドニー由来ではないか。友を選ばば才長けて、である。
それにしても、マシュー・マコノヒーが老けた。劣化したポール・ニューマンという感じではないか。
スコセッシの悪い癖は編集が甘い所だよなあ、と思わされた一本。つまんないんだもん。
レオナルド・ディカプリオ, ジョナ・ヒル, マーゴット・ロビー, マシュー・マコノヒー, ジョン・ファヴロー, カイル・チャンドラー, ロブ・ライナー, ジャン・デュジャルダン
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