「パリ、恋人たちの2日間」「ニューヨーク、恋人たちの2日間」

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パリ、恋人たちの2日間

フランス人フォトグラファー、マリオンと、アメリカ人インテリアデザイナー、ジャックは、付き合って2年になるニューヨーク在住のカップル。イマイチ盛り上がりに欠けたベネチアでのバカンスの後、立ち寄ったのは、彼女の生まれ故郷である、恋人たちの都・パリ。この町で過ごす2日間に期待をかけるふたりだが、雲行きは怪しい…。
マリオンの両親に会ったジャックは、そのあまりの自由奔放っぷりに圧倒され、カルチャーショックを受ける。さらに街に出れば、次々とマリオンの元カレに遭遇。別れた後は二度と元カノに会わないタイプのジャックは、元カレと親しげに振る舞うマリオンの姿に、戸惑いを隠せない。嫉妬心と猜疑心にさいなまれた彼のイライラは募るばかりで、ふたりの関係もギクシャクし始めてしまう。果たして、ふたりは関係を修復することができるのか?それともこのまま別れてしまうのか?

2 Days in Paris 2007年

感想

一番初めに見たのは福岡だったな。KBCかな。

監督は主演も務めるジュリー・デルピー。

一種の「ロスト・イン・トランスレーション」ものなのだが、面白いのは「ラブコメ」なのに、別れる話なのだ。それも、二人が出会って少し関係を持って別れる、のではなくて、ちゃんとつきあっていた男女の関係が終わるのだ。誰かとつきあうためには一歩踏み出さねばならないし、愛して関係を保つためにはもう一歩先に進まねばならない。相手を受け入れる勇気、拒絶されるかもしれない勇気が必要なのだ。

メインのストーリーも面白いのだが、周囲のエピソードも笑える。環境テロリストの妖精のダニエル・ブリュールは「フェアリー」(ゲイのこと。本編でも出てきた語)に見える。

フランス式の長まわしではなく、アメリカ式の短めのカット割りのせいか、全体のテンポもよく、英語だけではなく、フランス語もわかればもっと楽しかっただろうなあ、と思わされる。ああ、おかしい。

言ってみれば、アメリカ男がセクシーなフランス娘に出会った「ビフォア・サンライズ」の、ジュリー・デルピー自身のアンサーソング的なところはある。

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ニューヨーク、恋人たちの2日間

パリで生まれ育ったマリオンは、現在はニューヨークで暮らす女性写真家。以前の恋人との間に生まれた一人息子のルルを育てながら、個展の準備に余念がない。そんな彼女は、新しい恋人で人気DJのミンガス、彼の一人娘ウィローとアパートで同棲生活を始め、充実した理想の生活を送っていたが…。

2 Days in New York 2012年

感想

前作に引き続き、監督は主演のジュリー・デルピー。

ステレオタイプな黒人=「うるさい」演技をよくするクリス・ロックなのだが、今回は(比較的)知的で穏やか。それでも怒らざるをえない、という役柄だ。そういう演出はジュリー・デルピーがフランス人でアメリカ人を演じていないからだろうか。アメリカの内なるステレオタイプに従う必要はない。

それでも本作が「うるさい」映画であることには変わらない。

失敗した個展における「魂」を買った唯一の客がヴィンセント・ギャロというのも笑った。

きちんと前回の「フェアリー」のダニエル・ブリュールが「木の妖精」をしていたのが笑えた。クリス・ロックに絡めば良かったのに。

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