銃器強奪事件の面通しで集められた五人の前科者(これがタイトルの指す“常連の容疑者”)を主人公に、歯車の狂い始めた犯罪計画を卓越した構成で描いたサスペンス・ミステリー。
The Usual Suspects 1995年
感想
監督はブライアン・シンガー。
ケヴィン・スペイシーなので。ケヴィン・スペイシー=怪しい人、というのはこの映画あたりからなのだろうか。
サスペンスは好きな方だし、コンゲームものも大好きだ。本作はサスペンスであり、かつ一種のコンゲームの毛もある。
悪い映画ではないのだが、この手の映画はいろいろ見ている。その大元の一つが本作なのかもしれないが。しかし、正直がっつりと見ることができなかった。映画館では集中できるだろうがDVDではちょっと無理。理由の一つが、出演者が多い割にはそれぞれのキャラクターが描き分けられていないというのがあると思う。おまけに場面の切り替わりが早い割には、テンポが悪いなあと感じてしまった。
この調子でちんたらと二時間半もされると困るが、きゅっと絞って90分くらいにすると良かったかも。(倍速にすれば良かったかな)
ガブリエル・バーン, スティーヴン・ボールドウィン, チャズ・パルミンテリ, ケヴィン・ポラック, ケヴィン・スペイシー, ベニチオ・デル・トロ, ピート・ポスルスウェイト
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