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天台

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天台 The Rooftop 2013年

感想

あひるボートで逃げ出すとか、ジェイよ。あんたねえ。白鳥だったの?白鳥の湖だったけどあれ?
俳優がいつものジェイファミリー。
オープニングでボーリングを競っている相手はユーハオ。他にも「パンダマン」ファミリーばかりじゃない。紅毛を演じた黃懷晨はパンダマンのウルフ。ジェイの同級生で「東風破」だったかな、過去に殺人事件がおきてその関係者が現代でも、というあれ。

カーチェイスは「頭文字D」ですか?

ミュージカルには歌とダンスが足りない。ダンスもいまいち。音楽はさすが。映画の中のリズム感というところは本当に完璧。しかし、ストーリーテリングのリズム感というところはいまいち。
一瞬一瞬の絵の美しさはさすがはリー・ピンビン。赤塚桂仁の美術の派手でファンタジックで、決して汚くはないという絶妙さ。
しかし、引き算が足りない。「パンダマン」は盛り過ぎであった。八方美人ぶりが逆に働いた作品であった。

本作も同じ。仲間を大切にするジェイだからこその配役なのだろう。しかし、必ずしもプロではない。別に弾頭と阿郎(作詞家の黄俊郎)でなくてもいいよね、というところが随所に見られる。それでも、紅毛役の黃懷晨は良くやったと思う。

ストーリーもミュージカルにするならミュージカルとして仕上げれば良かったし。ダンスはオープニングの波爺のところは良かったけれど、それ以外はいまいち。それはプロがやったかそうでないかの違いかな。アクションは「パンダマン」と比べてきっちりとやっていたのだから、アクションでも良かった。リズミカルだけど、ジャッキー・チェンほどのバカコメディに仕上げない、とか。ラスト、後味を良くしようと車いすの男を出したのだろうが、出さなくても良かったと思う。後味を良くしよう、というあざとさが良くなかった。

台湾映画にしては、というところは、威少が心艾を襲うシーンか。ただきゃーきゃーやっているのではなくて、パンツが脱がされていくのである。本当にぞっとした。・・・ジェイ。

そういえば、雷哥が黒幕と思ったのにそうじゃなかったの??何か見逃した?

三人の女の人の影が見えたのだった。
まずはパティ・ホウ。パパラッチに写真を撮られて交際を認めた唯一の人だ。
そして「パンダマン」のヒロイン、ジェシー・ジャン(江語晨)ずっとパパラッチに追われた二人だった。
そして、Angelababy。実はジェイの「World Tour」でバックダンサーを務めていた。ロシアの血が入っていると言う李心艾はどことなくAngelababyを連想させる。演技達者のAngelababyをキャスティングしてしまえば良かったのに。顔もジェイ好みだし。

今の彼女、ハンナはというと、ロケ地に南部高雄があった、というところだろうか。台北の男、ジェイが南部の高雄を必要以上にちょくちょく使ったのはこの人のおかげかもしれない。12月でもあっけらかんとした高雄の天気がからっとした本作に良い影響を与えたのは間違いない。ハンナなくても使っただろうな。

音楽は完璧なんだよ。

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