リンカーン弁護士

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ベストセラー小説、待望の完全映画化! 全米大ヒット!極上のサスペンス・エンターテインメント! 高級車リンカーンの後部座席をオフィスにL.A.中の法廷を駆けめぐるミック・ハラーは、金次第で麻薬売人や売春婦の容疑を晴らす敏腕弁護士。 ある日、資産家の御曹司ルイス・ルーレが女性への殺人未遂容疑で告発され、弁護を担当することに。楽勝で高額な報酬にありつけると勇むミックだったが、過去にミックが弁護を担当した別の殺人事件の真犯人がルイスではないか、という衝撃的な疑惑が浮上。ルイスの身辺を調べ始めたミックの周りにルイスの魔の手が迫り、やがて危険はミックの元妻マギーや娘にまで及び始める…。

The Lincoln Lawyer 2011年

感想

監督はブラッド・ファーマン。

悪くはない。思ったよりもむしろ良かった。
マコノヒーが好みではないので乗れなかった、というところだろうか。
少し頭が空っぽで、下品な女を演じているイメージのあるマリサ・トメイだが、今回はなかなか知的に演じていた。上手い女優だったのだなあ。

ウィリアム・H・メイシーはいつもながらいろいろ化けている。
ヴァル役が見たことのある男だ、と思ったら、ジョン・レグイザモではないか。十年ぶりくらいに見たと思う。

問題はルーレ役のライアン・フィリップ。純真な若者、実は猟奇殺人犯、というのは「真実の行方」のエドワード・ノートンのようにやりようによっては主演を喰う怪演ができる役だ。仮に猟奇的なシーンがなくても。本作は「真実の行方」とは逆に弁護士が依頼人を引っ掛けるので怪演しにくいのかもしれないが、キャリアが長い割に童顔なのは良いのだが、長いキャリアの間にオーラが全くなくなってしまっている。これはキャスティングミス。

リンカーン弁護士 (字幕版)

リンカーン弁護士 (字幕版)

マシュー・マコノヒー, ライアン・フィリップ, マリサ・トメイ, ウィリアム・H・メイシー
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