PTU

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「PTU」は、一晩の偶発的な事件を追って、3組の警察チームが奇妙な連帯で繋がれていく、スタイリッシュなサスペンス・アクションである。深夜、犯罪が横行する雨上がりの路上で、各々の事件を追う警察チーム:組織犯罪課の刑事、特捜課のCID、そして機動隊PTU。彼らのタイムリミットは午前4時。それぞれの思惑は予想外に 絡まり合い、偶然は必然となって彼らへと襲いかかる。そして夜明けと共に事件の核心は明らかになるのだが・・・・・。

2003年

感想

監督はジョニー・トー(杜琪峰)。

どうみても、今回のミューズは林雪。なんてきれいな名前なんだろう。あのでぶは!
タグにラム・シューを外さなければ、私はどう見てもラム・シュー大好き人間になってしまう、というくらいこの人は良く出てくる。でも、今回はこの人が主演、といっていい。

一人の警官の怠慢とも言える不遜な態度、そして、不注意。それによって巻き込まれていくPTUと若い女性幹部。その不始末を全て「なかったこと」にせざるを得ない隠蔽体質。ジョニー・トーは決して警察を美化しない。

ジェイファンでなかったら興味がないかもしれないが、広東ロードの巡回に行こう、サァの不正に全員が巻き込まれている!というシーンでジェイの広告が写された。最後的戦役とか。あれは!!!「八度空間」だ!!!!2003年、ジェイはまだまだ新人歌手でアイドルだった(いまでも自称してる)のだろう。

八度空間

八度空間

周杰倫/ジェイ・チョウ
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ジョニー・トーという人は非常に知的な喋り方をするひとだ。品のいいおじさま、という感じ。それがあんなお耽美映画とかあんなアホコメディを撮影するのだから、人間わからないものだ。

ジョニー・トー印の作品には、アホコメディと、お耽美映画があり、本当に同じ人かと二度見三度見するほど作風が違う。

これには理由があって、アホコメディで金を稼いで、男のお耽美映画を撮影したいらしい。

でも、私は「売れる」方のアホコメディが好きだ。

日本にはなかなかコメディはなかなか入ってこないのが困るところだ。

PTU [DVD]

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