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恋戦。 OKINAWA Rendez-vous

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レスリー・チャン、フェイ・ウォンの豪華キャストで、真夏の沖縄を舞台に描く恋と犯罪のバトルアクション。Wキャストにレオン・カーファイが加わりギャングの抗争が派手に展開される。

戀戰沖繩 OKINAWA:RENDEZ-VOUS 2000年

感想

監督はゴードン・チャン(陳嘉上)。

なにこれ。ジェフ・ラウが絡んだ作品だったら最高級の変な話にできただろうに。銀行強盗するために爆破しようとしている側でのんきに飯を食ってて、さらに話の腰を折るように「すいか切った」とか!ありえないことをクソ真面目にするのが本当に良い。ただこれでもか、これでもか、とてんこ盛りにしていく香港コメディの中では異色だ。緩いんだもの。くすくすとずっと笑っていたけれど、それは私がレスリー病だからであって、レスリー病でなかったら不発だったかもしれない。

レスリー・チャンは、オープニングのレスリーが制服コス(あれ?これ、日本の警察のコスプレしてる!?「警視庁から重要証拠品盗まれる」だし)はいいんだけど、なんか靴が気になる。なんか妙に踵が高いような・・・。そこからの「アイシテル・・・ぐふふ」とかいいねえ。いいねえ。

ちょっと待て。万座ビーチホテルって泊まったよ??え?レスリーが亡くなった年じゃない?レスリー、あそこにいたの?
佐藤と待ち合わせるときの歩き方と、警察コスの歩き方が違う・・・。短パンが香港の男って感じだ。フェイ・ウォンの張った肩と対照的なレスリーのなで肩。フェイがうまくひっかけられず、唖然とするとか、最高。フェイに迫ろうとしてフェイに引かれて、しかもハンガーラックの後ろに引きずり込まれてからの放心した顔とか。フェイに警告されてお礼のキスをしようとして弾かれるところとか。レスリー、こういうのが本当にうまい。レスリーの本領は重苦しい役ではなくて、こういう軽やかな役だったと思うのになあ。小さなところがオーバーにならずに演じられる俳優は本当に少ないのだから。

ぎゃー。レスリーが日本でちゃぶ台でご飯してるよ!!!カーフェイさんが「初めての爆破」をしようとしている横で、レスリー「暑い」ってシャツをあげて扇風機に当ててるし。一つ一つ

レスリー、だいぶ老けたなあ・・・。仕方がない、これは晩年の作品だから。しかし、これで「晩年」になってしまうのが本当に惜しまれる。それでも、特典の記者会見のレスリーはつやっつやでいい感じ。後半になるにつれ声に力はないけれど、機嫌もいい。インタビューでも、軽やかな役で良かったらしい。これまでの「重苦しい役ではない」とか。なお肌が綺麗なのは何もしていない。ここ数年タバコをやめてるからじゃない?恋については「僕は気に入られる方が多いんです」って、そらそうでしょう。積極的に行く必要なんかないわ・・・

レオン・カーフェイさん、本当に取り付く島がないというかのらりくらりするというか。「黒薔薇VS黒薔薇」っぽい。
カーフェイさんの言う「ジミーはハンサム。女が寄ってくる。趣味はいい方」とかレスリーの話でしょう。その後に「俺よりハンサムな男は中身は腐ってる」とかもう。笑っちゃう。SMみたいな縛り方をされるカーフェイさんとか、もう!罠にかけようとして、自分が銀行強盗させられるとか。横で飯食ってるレスリー一味とか楽しい。きっとこの人は精神の安定した人なんだろうと思う。ジミーとジェニーの駆け引きに振り回されるダットさん。「ジェニーと俺?ふん」とか。もう!悔しいくせに。

フェイ・ウォンは、レスリーにずっと惹かれているくせに、ポーカーフェイスで通して、カーフェイさんをあて馬にする悪い子。素直になりなさいよ・・・。好きな人にわざっといじわるしちゃうのよね。

ヤクザの佐藤さんは、沖縄のヤクザということでいいのかな?そういえば、昔ああいう魚みたいなワゴン車っていたけど、最近見ないね。ほんっと、ダサかったよねえ。

スタッフも妙に豪華な・・・美術監督がウィリアム・チョンとか、カメラマンがウィン・シャとか。レスリーにとってとっても居心地のいい空間を作ろうとしたのだろうか。

Rendez-vous とは、「ランデ・ブー」としか訳しようがない。「出会っちゃった」ということかな。

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