「金田一少年の事件簿」(特に4代目と5代目)

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金田一シリーズは、堂本剛・ともさかりえコンビ以来、2代目の松本潤・鈴木杏、3代目の亀梨和也・上野樹里、4代目の山田涼介・川口春奈と見てきた。

5代目は道枝駿佑と上白石萌音。

オススメはやっぱり初代の堂本剛・ともさかりえコンビだよ。姉さんが日本にいなかったので、友達がビデオに撮ってくれたところまで含めて、90年代らしい話、90年代らしい作りではあった。

ここでは、5代目と4代目を書くよ。

金田一少年の事件簿 (2022)

2022年の道枝駿佑・上白石萌音版。

学園七不思議は剛版でも初回でしたよね。大きい●ですよねーと思い出した。ただいろんなところが、現代にしてあって、90年代ではなかったね。(しかし、90年代ならまだしも、20年代に高校生が夜中に学校でパソコンを??あの子、家にパソコンがないほどの貧乏さんなの?)

人が●されすぎですよね、この高校。あと、真犯人を●す人が多いよね、金田一。と思い出してきた。

上白石萌歌は落ち着き過ぎていて高校生に見えない…。七瀬美雪は確かに落ち着いたキャラではありますが。まだ中学生くらいだった鈴木杏では幼過ぎたけれど、今回の七瀬美雪は落ち着き過ぎ。ともさかりえは別格なのだ。我々にとっては手の届きそうな隣の賢いお姉さんだったから。

道枝駿佑はあんまりおちゃらけくんっぽくなくて、それは演出のせいないのか、本人の演技のせいなのか。こっちも高校生の細さではなく、大学生だ。

という感じで、今回は落ち着いた金田一少年と七瀬美雪コンビですね。

ただし、私のテンションが「学芸会」演技についていけず、離脱気味。TVerで剛版がいくつか配信されてて、そっちは見たんだけどな。

金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件

香港で開催される世界的なファッションショー「東京ガーリーモード」のメインモデルが行方不明になり、
モデルと瓜二つの美雪(川口春奈)に代役の依頼が舞い込むことから物語は始まる。
香港に降り立った金田一一(はじめ)(山田涼介)、佐木竜二(有岡大貴)らはショーまでの間に香港での観光を楽しむが、
その最中に美雪が誘拐されてしまい、直後、携帯に「けいさつにいえばおんなのいのちはない」とメッセージが届く。
メールには美雪の写真が添付され、しばらくすると血まみれの死体の写真に変わった。
そして画面には「毒龍」という文字が…。その後、一同は凄惨な連続殺人事件に巻き込まれていく…。
事件の裏には20年前に消えた“九龍財宝”が関わっているのか? 果たして事件の真相は?
一は無事、美雪を助け出すことが出来るのか?

2013年

感想

それなりに、面白かった。第二の殺人でそのトリックはないだろう?と思うのだが、まあ、置いておこう。

日テレの「金田一少年」は初代の堂本剛から、松本潤、亀梨和也と見たが、ベストは剛版だと思っていたが、今回の山田涼介、悪くない。何かで見てタン・ユージャに似ているなあ、と思った記憶があるのだが、今回はあまりそう思わなかった。もうちょっとおちゃらけていても良かったと思うが。撮影時に香港で「食べ物で遊んぶシーンを撮影していて、何度も撮影し直したせいで香港人が怒った」というニュースがあったが、おそらく冒頭のシーンだろうな。

川口春奈が多少問題で、二役なのだが、もう少し演じ分けても良かったのに、と思う。

佐木役の有岡大貴ははじめて見たかな。佐木=佐野瑞樹のイメージが強かったのだが、もっとへたれな感じは良かった。

ウーズンは、ジャニーズと並ぶとでかい。目元のクマが少しひどいし化粧も濃いが、「陽光天使」のときの険がなくなっていたのは良かった。
問題は日本語に完全に吹きかえられていたことだろうか。ビビアンや警官など日本人以外と話すときには北京語の地声だった。でも、台湾の警察官、荷する必要はなかったと思う。場所は香港。香港警察で広東語をしゃべるのでも良かったんじゃないかと思う。ああ、香港にはいられない子供だったか。
それにしても、ゴールデンタイムの民放の地上波でウーズンが見られてうれしい。

吹き替えの担当は浪川大輔さんの吹き替えなのが、大ショックだった。日本の高校生と会話するのだから日本語、というのはいいし、ウーズンは日本語の滑舌が悪いので仕方がないのだが。VIは日本語特訓しているのだろうが、ウーズンにはそんな時間はないし、日本語をやるなら北京語をしなければならなかっただろうから、現実問題として仕方がないか。それならば、いっそ、日本語がある程度できるジローかアーロンをキャスティングすると良かったのではないかと思う。やっぱりジローだろうなあ。ジローの方が呉尊よりは演技ができる。いや、ここは「回家」で日本語をかなり練習したらしいヴィックで。(おお、ヴィックの刑事って愛してやまない陳在天@「ブラック&ホワイト」じゃないか。私の妄想キャスティングは羽ばたく)

V.Iという、韓国の俳優さんは、韓国のアイドルらしいが、庶民的な顔立ちだった。もう少しへたれた感じならなおさら良かったのではないかと思うのだが。

桐谷健太は、何かで見たことのある俳優さんだが、思い出せない。あのマッチョのウーズンを殴る、というだけあってかなりがっしりした人だった。「クローズ」あたりで見たのかな。撮影時に「香港で日本人俳優がウーズンを殴るシーンの撮影で」というニュースが流れていて、なぜか山田涼介が殴るのだと思っていたが、この桐谷健太だったのだろう。

ビビアン・スーは、殺される役だが、20年前のシーンでもビビアンが演じていた。お帰り、ビビアン。

エリック・ツァンは、降板したということになっていたが、ちゃんと出演している。これを責めてはいけない。降板した、というのは内向き、特に大陸向きの面子を保つためだもの。どうせ、放送時にはみんな忘れているのだから、と出演して日本への面子も保ったわけだ。香港人らしいね。演技はいつものエリック・ツァンで、つまらない。

ロケ地

狭い香港なので撮影場所がいくつかわかるのだが、スケボーに乗って坂を下っているがあれは明らかにセントラル(香港島側)。そこからすぐに九龍城(九龍半島側)。すごいなあ。

ホテルはどこだったのだろう。
近くのアパートからシンフォニー・オブ・ライツを見ていて、香港島のビルが見えていたからチムサーチョイ側だろう。

スターフェリークルーズ 香港プラネタリウムさんも!

あの光を見ることができる場所の近くの高級ホテルならインターコンチかペニンシュラが設定されているように思ってしまう。中庭風のシーンも同じホテルで撮影したのだろうか。映像なのでつないでしまえばいいので、チムサーチョイのホテル、チムサーチョイのアパートとは限らないが。

スターフェリーでシンフォニーオブライツクルーズは何が楽しいって船が楽しい

金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件

マレーシアのジャングルで太陽と月が交わる時、完全犯罪のトリックが明かされる! !
スパルタで有名な「獄門予備校」――。進級スレスレのはじめは、美雪達に連れられその予備校の門をくぐるが、
そこで不可解な怪死事件に遭遇。それは、世界をまたにかけて暗躍する天才犯罪プロデューサー・高遠遙一からはじめへの挑戦状だった――。
高遠の企みを暴くために、マレーシアでの合宿授業に参加したはじめをあざ笑うかのように、生徒たちが次々と消えてゆく・・・。

2014年

感想

犯罪の計画を立て、芸術家気取りって。シャーロックのモリさんじゃないの。(モリアーティ教授じゃないよ。ジムだよ)トリックの家を入れ替えるのは、エラリー・クイーン。月光ロッジの夜のお散歩で全部わかってしまう。

今回はストーリーより、俳優よね。

山田涼介、今年は髪が尻尾なし。演技は堂本剛風。タン・ユージャ似と思ったが、光一そっくりじゃないの。有岡大貴とつり橋でBL風なのは笑った。Hey!Say!Jumpはこんな感じなの?

七瀬美雪役は引き続き川口春奈。リー・バイロンに抱きつくなー!抱きつく相手を間違えてるぜ。美雪と言うと、ともさかりえのイメージが強い役だが、知的な雰囲気が出ていて、歴代の美雪の中ではベストではないだろうか。前回と比べると格段とうまい。

台湾の、リー・バイロン刑事はウーズン
去年は北京語をしゃべっていたシーンだけ地声だったが、今回は全部吹き替えだ。英語を喋らせれば良いのだが。オーストラリア訛りだけど英語の方が楽な人なのですよ。だが、肝心の演技は相変わらず微妙。てっか大味なのが問題。進歩がない。容姿が衰えたら仕事がなくなるよ。

「地獄の傀儡師」高遠遙一役は成宮寛貴。仮面を被っても姐さんの妙な色気は隠せない。変態役が似合いすぎる。北村一輝の変態度は低い。

私は台湾ドラマクラスタである。しかし、ウーズン以外誰も知らない。

もちろん、全員日本の俳優でやれ、という声もあるだろうと思う。ウーズンは私の台湾ドラマの窓口だった。だからウーズンを日本の地上波ゴールデンで見られるのは嬉しい。個人的にはリー・バイロンを剣持警部・明智警視の役をさせて土曜九時でやって欲しいなあ、なとと思う。ウーズンだから、台湾の俳優を使うのもわかる。台湾を中心とした中華圏に売るつもりなのだろう。だが、コンテンツの世界戦略としてはどうなんだろう。

確かにウーズンはある程度視聴率を持っている男だ。日本にも少数ながらいるし、中華圏でもまだ視聴率を持っているのだろう。だが、彼らは見たいだろうか。

例えばの話だ。日本の俳優が香港産武侠もので「東夷の剣士」として現れたら?微妙だ。日本の俳優がアメドラで「日本人留学生」として現れたら?やっぱり微妙だ。仲村トオルが悪役だった「ジェネックスコップ」も微妙な出来だったではないか。しかもウーズンの演技力は本当に微妙。あれは花瓶に使うべき俳優なのだから。

まだオール日本人キャストの方が売れるのではないかなあ、と思う。むしろ、年齢的にも嵐あたりを明智警視にキャスティングしても良かったと思うのだが。ひょっとして、ジャニーズのアジアでの威力は薄れてしまったのだろうか。クール・ジャパン、などと気持ちの悪いロリ絵(=あまりにニッチな市場。加熱はするのだが、広がりようがない)を売るのではなく、生身の俳優を売った方が戦略としては良いのだが。

金田一少年の事件簿NEO

名探偵・金田一耕助を祖父に持つ金田一はじめ(山田涼介)はお調子者だが、事件が起これば天才的な推理力で解決する高校2年生。
幼なじみで同級生の七瀬美雪(川口春奈)、後輩の佐木竜二(有岡大貴)とともにミステリー研究部に所属している。
ある日、美雪が映画研究部の部長・蔵沢光(神木隆之介)から新作映画のヒロイン役にスカウトされ、主演を務めることに。
しかし、映画研究部には“スコーピオンの呪い”という「『殺人鬼スコーピオン』の制作に関わった人間は死ぬ」という恐ろしい噂があった。
スコーピオンの呪いに興味を持つミステリー研究部部長・真壁誠(浅利陽介)の発案で、はじめたちミステリー研究部の面々も映画研究部の撮影に潜入する。
美雪が抜擢されたことで、主役から降ろされた黒河美穂(岡本あずさ)ら映研部員たちは不満を抱いていた。
そんな中、学校の体育館で映画の撮影がスタート。カメラがまわったそのとき、舞台の緞帳が上がる。
すると、大量の16ミリフィルムで天井から吊るされた死体が現れる。死んでいたのは『殺人鬼スコーピオン』の制作に参加していた映研部員だった。
警察の現場検証が行われ、警視庁捜査一課の剣持警部(山口智充)と畠山高徳(宮下純一)は、その部員に深い恨みを抱く者による殺人事件と断定。
“スコーピオンの呪い”は本当だったと怯える映研部員たち。しかし、蔵沢は映画の撮影を続行すると宣言。映画の撮影が続く中、
第二の殺人が発生してしまう。次々と部員が殺されているにも関わらず、映画の撮影に執念を燃やす蔵沢。
はじめは、蔵沢が『殺人鬼スコーピオン』に関して何か隠していることがあると考えるが……。

2014年

感想

2013年は「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」、2014年は「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」と正月は山田涼介の金田一少年でスタートした。

私の目的はウーズンだったけれど。

しょっぱなはしっぽつき、今年はしっぽなしで演じた山田涼介だが、歴代金田一少年で一番の出来かもしれない。

初代の堂本剛は上手い下手は別として別格だが。

山田涼介はむしろ堂本光一に似てきたと思う。堂本光一のキラキラ具合、もしくはたまーに似ている台湾のタン・ユージャのエロさ具合が備わってくると良いと思う。まだ、若いもんな。

それより、川口春奈のかわいさよ。
ふっくらした頬も、低めの声も魅力的だ。「七瀬美雪」という「頭のいい女の子」では歴代一番では?

問題は高遠揺一役の成宮寛貴。なんだよ、そのうなじを刈り上げたような変な髪型は。
何ともいえないエロさがこの人の持ち味だったはずなのに、エロさもなくなっていれば、ぷんと香り立つような色気もない。

残念だなあ。

2015年の正月はウーズンつきの金田一、やらないかなー。

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