集金人の寧采臣(チャオ・レイ)が、旅の途中、人里離れた山奥の崩れかけた古寺に泊まると、夜中に小倩という娘(リ・ディ)が現われる。そのはかなくもあやしい美しさに一目で心奪われる寧。だが、小倩の正体は、妖怪・姥姥に操られる悲しいさだめの女幽霊だった…。
原題: 倩女幽魂 1959年
感想
監督は、リー・ハンシャン
ジョイ・ウォン&レスリー・チャン/トニー・レオンの「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」シリーズの元ネタ。
おそらくデジタルリマスターの上に色を付けたのではないかと思うのだが。
のんびりとしているが、丁寧、ということだろうか。
ジョイ・ウォンの(だらしないような)セクシーさ、レスリーのコミカルさのようなものはない。
本作は怪談。リメイク版は純粋なエンターテイメント、というところだろうか。2と3はここから話を広げた、という感じだが、1は本作をベースに組み立てた、という感じだ。