女帝 [エンペラー]

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時は、五代十国時代。皇帝の弟リー(グォ・ヨウ)が、兄を殺して王位を奪い、皇太子をも抹殺しようとしていた。
皇帝を殺された王妃ワン(チャン・ツィイー)は、密かに想いを寄せていた義理の息子である皇太子(ダニエル・ウー)を守るため、新帝リーとの結婚に同意する。
憎き男に抱かれながらも、魂は復讐の神に捧げる王妃。彼女への欲望に溺れながら、皇太子暗殺を企てる新帝。争いを憎みながら、父の仇を討つ決意をする皇太子。
遂に、時は満ちた。ある夜、国を挙げての盛大な夜宴が開かれ、一つの盃に毒が盛られる。果たして盃は誰の手に—?

2006年 原題:夜宴 The Banquet

感想

王妃ガートルードがハムレットの実の母親ではない、という設定は良かったと思う。また、チャン・ツイィーを主演に持ってきて、ダニエル・ウーを花瓶にしたのも良かった。

絵はたまにとても美しい。ガートルードたるチャン・ツイィーとハムレットたるダニエル・ウーの演舞のシーンの見事なこと。美男美女でしかもこれほど美しいセックスのメタファーはなかなかない。一枚一枚の「写真」はとても美しいのだが、私が見たいのは写真ではない。テンポが悪く、早送りで十分だ。演技がいいだけにもったいない。

嫌な女、同性の嫌いな女をさせればぴか一のチャン・ツイィーは見事だった。もう一人、ジョウ・シュンがオフェリアなのだが、このオフェリアも同性の嫌う女で見事見事。

ホァン・シャオミンはここで見ていたのか、と今キャストを確認して気づいた。まるで印象になかった。

日本語タイトルのひどさで大損をした映画だと思う。「女帝」で良いのだが、「エンペラー」とつけたのはいけない。「エンプレス」で女帝だし。

いろいろ良い点はあったと記憶するが、再度見直す気にはなれない、そんな映画だ。

女帝[エンペラー]

女帝[エンペラー]

チャン・ツィイー, ジョウ・シュン, ダニエル・ウー, グォ・ヨウ, ホァン・シャオミン
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