ダーク・シャドウ

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時は1972年。200年の眠りから、ヴァンパイアとして目を覚ましたバーナバス・コリンズ。かつては繁栄を誇った名家にもかかわらず、没落してしまった末裔たちに、一家の復興を心に誓う。しかし、200年の間に世の中はすっかり様変わりし、何をやってもズレまくり。果たして没落した一家の繁栄を取り戻せるのか?

2012年

感想

エヴァ・グリーンは007ではもっと清楚なセクシーさだったと思うのだが、どうしてしまったのだろう。ちっともセクシーでも清楚でもない。清楚な召使いが手を付けられて捨てられて怒り狂って、という方がいいのだが、これは演出ミスだろう。

ジョゼットとヴィクトリアの二役のベラ・ヒースコートは良い仕事をするのだが、正直、「なぜ、バーナバスはジョゼット/ヴィクトリアが好きなのか」「なぜジョゼット/ヴィクトリアはバーナバスが好きなのか」が今一伝わらない。アンジェリークの方は「愛している」というよりも「傷ついて恨んでいる」キャラクターで、実はアンジェリークの方に共感してしまいそうだ。けれど、エヴァ・グリーンが良くないのでジョゼット/ヴィクトリアの側に立つ、というところなのだ。

ティム・バートンは妻のヘレナ・ボナム・カーターとジョニー・デップを使うのが本当に好きだ。ただ、この組み合わせもやや食傷してきた。上手いのだが。そのせいか、なんだか編集も甘く感じられた。ラストのヘレナ・ボナム・カーターは良かったが、それだけなのだ。

ダーク・シャドウ(字幕版)

ダーク・シャドウ(字幕版)

ジョニー・デップ, ミシェル・ファイファー, ヘレナ・ボナム=カーター, エヴァ・グリーン, ジョニー・リー・ミラー, クロエ・グレース・モレッツ, ジャッキー・アール・ヘイリー, べラ・ヒースコート, ガリー・マクグラス
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わりによく配信されてる。

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