仲良しオタク男子4人組と個性的な女の子3人組が繰り広げるラブコメディ
2009年ー2019年
感想
オタクたちは、CalTech(カリフォルニア工科大学)の面々。
女子の側も、天才二人に、頭の弱い金髪美女という面々。
一話たったの25分で話の一つずつは(関連してるけれど)あまり関連していないので気楽に見られる作品だ。
結局S5で離脱かな。Huluで見ていた。
シェルドンはいわゆるアスペルガーに近いのだろう。あのタイプ、学生時代にいないわけではなかった。ラージはいなかったけれど、レナード&ハワードタイプはかなりいた。ハワードタイプには私は徹底的に嫌われ、レナードタイプとは友人だった。(けんかしないからね、レナードタイプは)そんなこんなで、懐かしいような、見ているのがつらいような変な気分で見始めた第一シーズンだった。
シーズン2は笑え始めて、エンジンがかかったのはシーズン3から。Huluでシーズン1をちらっと見直すと、まだキャラクターが定まっていない。キャラクターが安定しているのはハワード、レナード、ラージ、ペニー。ハワードは本当に安定している。シェルドンは多少ペニーが気になっているのはおかしいし、そんなに「性交」を嫌っているようにも見えない。レズリー・ウィンクルのキャラクターはむしろ、後に出てくるエイミーに近い。女版シェルドン・クーパーといったところ。
シェルドンとエイミーは本当にお似合い。エイミーが出てくる前に「ブロッサム」の話があったけれど、エイミーを演じているのがブロッサムのメイム・ビアリクなんだもの。
軸になるべきレナードとペニーはおそらく上手くいかないだろう。
バーナデット役の女優さんは可愛いし、普段劇中でしゃべるときはとんでもなく可愛らしいのに、「ママ」みたいに怒鳴れるって素敵。起用は絶対この声だ。
ああ、ラージ、ラージ。「サリーを着るタイプ」かよ。字幕では「乙女男子」と出ていたけれど、言っていたのは「メトロセクシュアル」。
これだけは、日本語字幕がないと私には厳しい。物理学用語は日本語ならわかるが、英語では私にはよくわからないから。それと、シェルドンが聞きにくい。(ちなみに、アメリカのインテリぶってる人はシェルドン以上に抑揚なくフラットに猛スピードで喋るからわからない。外国人慣れしているインテリは抑揚をつけてスピードを落としてくれることが多い)
途中で離脱したのは、キャラクターが成長していってしまうから。
生身の人間だし、生きてればこうなっていくでしょう、なのはわかる。子役がいたわけでなし、そのまんま年がら年中遊んでる四人組を見たかったような気がする。
比較的動画配信されやすい。