不可解な事件が2件続けて発生する。被害者はどちらも、ベッドの上で眠ったまま自らを切り刻み死んでいた。やがて、2人が死の直前に「0(ゼロ)」と表示される人物に電話していることが判明する。捜査に当たるキャリア組の女性刑事・霧島は、「0」による何らかの暗示を疑う。さらに、捜査を進める中で、事件の鍵が夢にあると確信する。そして、他人の夢の中に入る特殊能力を持ち、”悪夢探偵”と呼ばれる男・影沼京一の存在を突き止め、協力を申し出る。しかし、他人の悪夢を共有することで精神的な苦悩を深めていた京一は、もはや他人の夢に入ることを恐れ、捜査への協力を頑なに拒み続けるのだった…。
2007年
感想
監督は塚本晋也。
松田龍平、安藤政信という美形二人、というので気になっていた作品だった。
安藤政信、ちょっとチャラい良い人っぽかったのに、夢の中で鬱屈した面を出したときはなかなか。
松田龍平、他人の夢の中に入って憔悴した男を好演。
hitomi、下手すぎる。台詞も棒だし。いつも馬鹿みたいに口を半開きにしているのも見ていてげんなり。
夢の中なのでもってまわったような演出が多いのは仕方があるまい。が、ホラーとしてもなんだか甘く、怖くなければ笑えもしなかった。
いったい、どういう風に鑑賞すれば良かったのだろう??