TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ

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フツーの高校生・大助は、同級生のひろ美ちゃんのことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは―深紅に染まった空と炎、ドクロが転がり、人々が責め苦を受ける、ホンモノの【地獄】だった!! なんで俺だけ!? まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!! 慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK。キラーKの“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた、大助の地獄めぐりが幕を明ける!!!!!

2016年

感想

監督は宮藤官九郎。

宮藤官九郎と長瀬智也の組み合わせは、鉄板。しかし、今回の主人公は(一応)神木隆之介。この人は子役時代から振り回され系狂言回しが似合ってて、本作でもどちらかというとそうだったかも。

宮藤官九郎の若い頃から、この人の作品の面白さとは脚本の面白さ、細かなセリフの妙でもあると思ってて。つまり、ある程度の尺(時間)を与えてやったほうが良くて、比較的時間を使えるドラマ向きなんですよ。あの人は。

それが、二時間、長くても二時間半という時間の制約があるとねえ。演出がちょっとだらっとしがち、いい話に回収しがちなのがなーというところ。

それを今回は輪廻転生という概念を使って、生き残った人の人生、不慮の事故で死んで鬼になってしまった男の人生、好きだと言いたい男の子の欲、そして男の子がその「欲」から解脱して「鬼になってしまった男」のために「生」を使う。それで多少はリズムが良くなってたとは思う。

これ…元々の構想は連ドラだったんじゃないかなあ。毎回毎回の「生」が各回みたいな。

そして、私はメタラーとまではいかないけど、ギターとベースが凶悪な曲は大好きなのよ。しかし、それが現代の若い子には受けないタイプの曲だから。そりゃ、うるさいって言われるわよね…というお気持ちでした。

TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ

TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ

長瀬智也, 神木隆之介, 尾野真千子, 森川葵, 桐谷健太, 清野菜名, 古舘寛治, 皆川猿時, シシド・カフカ, 清, 古田新太, 宮沢りえ
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