17世紀、フランス。 銃士に憧れ、パリに上京してきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアン。成行きで三銃士の仲間入りを果たした彼は、フランス国王の側近の裏切りによって狙われた王妃の首飾りを取り返すため、イギリスへと向かうことに。そこに立ちはだかるのは、事件の鍵を握る二つの黒い影、バッキンガム公爵と正体不明の美女ミレディ
The Three Musketeers 2011年
感想
監督はポール・W・S・アンダーソン。
あれ?案外面白いじゃん。
キワ物と思っていたのだけど、かなり原作に忠実。ただ、コンスタンスは人妻だし、死ぬし、ミレディも処刑されるし、もちろん飛行船はでてこない。ミレディは戦う女ではなかったけれど。なぜ飛行船が必要だったのかがわからない。
ルイ14世が完全に「三銃士」の挿絵通りだったのが笑えた。
クリストファー・ヴァルツのリシュリューはとてもいい。マッツ・ミケルセンのロシュフォールもイメージ通り。女優が全然違うのがもったいない。ミレディはもっとふくよかで、コンスタンスももう少し年上だと思っていたけれど、まあ、読んでいたのが子供の頃だったのであんな年かもしれないな。