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MIU 404

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警視庁の働き方改革の一環で、刑事部・機動捜査隊(通称:機捜)の部隊が3部制から4部制に変更となった。
臨時部隊として新設された“第4機捜”の隊員として招集された志摩一未(星野源)だったが、とある人事トラブルからバディとなる隊員が見つからないという事態に。やむを得ず、候補段階で落としていた奥多摩の交番勤務員・伊吹藍(綾野剛)を招集し、バディを組むよう命じられる。
伊吹がどんな人物なのか、不安になった志摩は情報を集めるが、「とにかく足が速い」というだけで、短期間で次々と部署を異動していたり、かつての同僚刑事たちが「彼については話したくない」「二度と顔を見たくない」といい、調べれば調べるほど不安になる。
そして、ついに迎えた第4機捜任務初日。初対面の伊吹は意外にも礼儀正しく、好印象を抱く志摩だったが…! ?

2020年

感想

ちょうど中国ドラマでハマってるものがないので、アマプラにて。日本語っていいねえ。30年前の古い日本映画は聞き取れないけれど、今は音も綺麗だから、ブログの改造をしながら流すには、日本語作品に限る。TBSのドラマ育ちですしね。

というくらいだったのだけど、これが思わず良かった。見た中で、比較的ずっとお馬鹿っぽいキャラを演じさせられていた麻生久美子が本当にいい。もう、本当にいい。無理な若さを作らないのも、本当にいい。あと、隊長であることに「年齢や性別に風当たりが」と言いつつも、部下たちには一切抵抗がないんですよ。この人ならそうだろうなあと、納得。スタッフに女性が多いのもあるのでしょうかね。ミソジニーから解放されてる。ようやくキャリアウーマンを無理なく描けるようになったかなと思う。バリキャリ女子は、クインビー化してその社会でやっていくためにミソジニーを内在化させることがよくあるんですが、この制作チームはそこに気を配った感じがあるのが好印象です。

あと、これまで見てきた警察ものよりも、そこそこ「警察」がきっちり描かれてるの。警察庁と警視庁をきっちり描きわけてるってだけなんだけどね。あと、法律や政策をそれなりにじっくりと学んだ人ならご存知の通り、実際に日本の刑事司法プログラムの欠点は、証人保護のポイントなので、もう、よくご存知で。

そしてね、第一話から最終話まで、明らかに流れる「自己責任」へのアンチテーゼがもう、強烈。

一歩踏み外すか、外さないか。その境目はどこにあるのか。とかさ。伊吹が踏み外さないためのきっかけだった人が踏み外しちゃったとか。でも、伊吹は踏み外さない。

救いがある作品だったなあと思う。

ところが、ヒロイン格の黒川智花の台詞回しの下手さと言うか。演技の下手さというか。もう、致命的。

でね、結局度の強烈なBL偏光メガネをかけてるのに、綾野剛も星野源も好みじゃなさすぎるの。似た系統の顔すぎ&しかも好みじゃなさすぎて。塩顔というかしょうゆ顔ってこういうことですかね。

良かったのは菅田将暉ですね。あのクズっぷり良かった。タイミングタイミングでどう見ても加藤茶(の若い頃)なんですが。

岡田健史もかわいい。あの年齢でないと演じられない役ってあるよね。

それ以上にRECを演じた渡邊圭祐の着流し姿が本当にかわいくて、よろしいのでした。あの濃いめの顔は中華圏で売れる顔ですよ!180センチオーバーなら、体格もクリアではないかな。あとは運動神経だけ。行きません?行っちゃいません?

(星野源、まるで米津玄師みたいな、やたらボカロ風の歌い方をするなあと思ったら、米津玄師だった)

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