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ハゲタカ

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バブル崩壊後、「失われた10年」と呼ばれる長いトンネルの闇に包まれていた日本に、風穴を開
けにやって来た男がいた。日本経済界で、外資系のファンドマネージャーとして暴れ回る男の名は、
鷲津政彦(大森南朋)。ビジネスとして外資的な合理主義を盾に、次々と日本企業に切り込み、買収
していく様は、まさに死肉を漁る”ハゲタカ”であった。
一方、襲い来る”ハゲタカ”に敢然と立ち向かう男がいた。旧態依然とした日本の体制にもがきつ
つ、懸命に日本企業を支え続けようとするエリート・バンカー、芝野健夫(柴田恭兵)。日本初のタ
ーンアラウンド・マネージャー(企業再生家)として、企業再生の道を模索して行く。
同じ銀行の後輩・先輩でありながら、対照的な道を歩んだ二人の男。会社を医者に例えるなら、徹
底的な外科手術で患部を切り捨てていく鷲津と、あくまで内科治療による再生を目指す芝野。
「日本買収」ビジネスを巡る二人の男の野望と挫折を軸に、合理化、弱肉強食が叫ばれる今、日本
の会社にとって本当に必要な治療法とは何なのか?を問いかける。

2007年

感想

懐かしい。
不良債権処理とか。貸し渋りとか。

あの頃ハゲタカと呼ばれた外資ファンドだったが、結局あれでいくつも救われたのではなかっただろうか。

リアリティ迫るのは後半だ。鷲津はもろに村上世彰の「お金儲けしちゃいけないんですか?」だし。三葉銀行は三和銀行だろう。MGS銀行とはUFJ銀行。西野の転落は堀江隆文そのままだ。三島だって造形が小谷真生子っぽい。

語るべきはただ一人、栗山千明だ。
大根女優で喋らなければ絶世の美女なのに、と思うのだが。良い。良いじゃない。この人(アップで見ると化粧が薄いせいで肌が汚いのだけど)変な役ばかりあてがわれてたのがいけないのだ。

現実にはたくさんの芝野候補、というか芝野ワナビーがいたのだろうと想像するが、結局現実には鷲津はいなかった。

失われた10年どころか、失われた30年になりそうではないか。

鷲津は今の日本を見て何を思うのだろう。

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