ニューヨークのベテラン作曲家ハーヴェイは、上司から新作のプレゼンには「若手を起用する」と言われてしまう。愕然としながらも月曜のプレゼンには絶対自分が出ると宣言し、離婚して離ればなれになってしまった娘、スーザンの結婚式に出席するためロンドンに旅立つ。 ヒースロー空港に降り立ったハーヴェイは、空港でアンケート調査をしている統計局員のケイトに、仕事のうっぷんを晴らすかのように邪険な態度を取ってしまう。
Last Chance Harvey 2008年
感想
監督はジョエル・ホプキンス。
映画を見る人の層は日本では団塊の世代以上になっているのだろうか。もしくは、ニッチに「老いらくの恋」が受ける層を狙ったのだろうか。日本でのキャッチコピーはきっと「人生はいつでもやり直せる」とかそんな感じになりそうだが、事実、そういう映画だ。
正直、退屈。私にはロンドンの景色を見るだけの作品になってしまった。「老いらくの恋」とか、興味ないし。ケイトも相手がおじさんどころか、おじいさんでいいのだろうか。5年もしないうちに介護が始まるかもしれない。ハービーは性格に難があるし。そういう点でも「団塊の世代の男の夢」的で気分が悪くなったのであった。
作品の多様性であることは事実だが、私が見たいのは美男美女が楽しくやってるタイプでねえ。
やはり、そこそこ経済的に豊かで、人口の平均年齢が低いところの方が新しいものが作れるというのは事実かなと。
ダスティン・ホフマン, エマ・トンプソン, キャシー・ベイカー, ジェームズ・ブローリン, アイリーン・アトキンス
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