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未来警察 Future X-Cops

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アンディ・ラウ主演によるSFアクション。時は2080年。石油に代わる新たなエネルギーを開発したマー博士は、石油企業が送り込んだサイボーグ暗殺団の襲撃を受ける。護衛の警察官・ジーハオは博士を救うが、妻のメイリーを殺されてしまい…。

原題:未来警察 Future X-Cops 2010年

感想

王晶映画だからなあ。

やすっぽいCGと奇怪な造形はツイ・ハークを連想させる。ただ、ここは王晶だからなあ。テンポ良く話は進むのだが、話はあっちへいきこっちへいきしてしまう。いきなり子供の物語になるので誰が「マー博士」かもすぐに検討がつく。ジーハオはそれに気づいているのかと思ったらどうも気づいていないという設定のようなのに、博士探しに本腰を入れもしない。「アンディ・ラウにロボットのコスプレをさせよう」がテーマの映画だと思えば腹も立たない。

ただ、キャストは妙に豪華だ。妻役にファン・ビンビン。恋人役にバービィ・スー。署長はマイク・ハー。わざわざ「アンディ・ラウよりも音痴なのよ」なマイク・ハーに、アンディの「一万年愛してる」を下手くそに歌わせて求婚させるとか。

それでも、下手くそぶりは笑えた。このシーンにはマスコミが中継している、という設定で、続けてレポーターが「歌まで歌って説得しています。うまいかどうかはさておき、誠実さが伝わってきます」というところで吹いてしまった。

アンディ・ラウは相変わらず大味。そして仕事を選べ。

バービィ・スーは刑事なのだが、刑事としてはあまり活躍しない。声はおそらく広東語に吹き替えてある。マイク・ハーは、えっらくわかい署長だ。実は、この人のドラマはいくつか見たのだがどれも途中でギブアップしてしまった。なぜかわからないがあまり相性がよくない。けれど、今回は大丈夫。声はやはりおそらく吹き替え。

気になるのは、アンディは2080年では「長官」と呼ばれることかな。

おそらく、警察庁長官のようなものを連想してしまうのだが、これは誤訳だろう。日本語にするならば警部から警視クラスだろう。

香港の警察モノを繁体字字幕で見たらわかるのだが、このあたりのポジションの人たちが「長官」と呼ばれている。現場の警察官の長で長官、程度ではないだろうか。

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