豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた。
2011年
感想
監督は犬童一心 樋口真嗣。
石田三成は水攻めが憧れ。
秀吉の小田原攻撃の際、浮城の忍城攻めを任された。
成田氏は始めは豊臣方に内通するつもりでいた。しかし、城代の長親は傲慢な使者に戦を仕掛けることにする。
と言う話。
結局小田原方で落ちなかったのは忍城だけだった。武将たちは散り散りになる。
油(石油?)まみれにした敵に火をかけるところの成宮寛貴の笑顔がとても良かった。
さすがに狂言役者の踊りのシーンは良い。ここだけは映画館で見たかった。
それだけ。
水が押し押せるシーンや水が人を飲み込むシーンはおそらくかなり削除されただろうなあ。見せ場だったのだろうが、それは仕方がない。
三成役が役に不足すぎた。もったいぶり過ぎ。まあ、三成がそういう男だ、という描き方なので仕方がないのだろう。ただ、最後の器量の大きさを見せるところが似合わない。