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11人のカウボーイ

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突如襲ったゴールド・ラッシュ。男たちがカリフォルニアに出向いているため、牧場主のウィルは、男手不足に悩んでいた。仕方なく雇い入れたのは、11人の少年たち。そんな折、牛泥棒ロングが現れ、ウィルの身に大変なことが起きる。そして少年たちはある決心をする…。

The Cowboys 1971年

感想

監督はマーク・ライデル。

ジョン・ウェインが死ぬわけ・・・があった。しかも、卑怯なやり方で殺された!

西部がそんなに単純なわけはないのだ。自然は厳しく、少年は一人死ぬし、一緒にいる大人は黒人(!)。黒人を縛り首にしても問題無い州はこの時代にはまだあった。自然だけでなく、人間も厳しい。

その中で西部の少年たちが大人になるということはこういうことなのだ。

これこそ、アメリカの保守の姿、アメリカのマチズモである。「みんな仲良く」であることは確かなのだが、同調圧力は半端なく強く、その上で自立することが求められる。アンダーソンのようにたった一人で自然に立ち向かい、たまに仲間を作って自然に、そして他者に立ち向かう。

そこに銃は必要なのだ。

ああ、やるならきちんとシマロンがワッツに落とし前をつけるシーンはどれも血しぶきを出さなければ。そしてナイフを操るのはシマロンだけでなくスリムもとか。

11人のカウボーイ(字幕版)

11人のカウボーイ(字幕版)

ジョン・ウェイン, ロスコー・リー・ブラウン, ブルース・ダーン
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