武術家だった母を幼い頃に亡くし祖母に育てられた兄弟、イーとアール。
2人が9歳になった時、同じく武術家であるリー・ホイの元で暮らすことになり、父が指導者を務める武術学校へ入学。
そこで3人の仲間と運命の出逢いを果たす。
“真の武術家になる”同じ夢を持つ5人は、武術を学びながら友情を育んでいく。
10年後、彼らは省の選抜チームに抜擢されるほどに成長し、良きライバルとして互いに高めあう仲になっていた。
だが、とある事件に巻き込まれ、同校を破門になったホイの元教え子が関わる人身売買集団と対決する事になる…
武術之少年行 2008年
感想
監督はアントニー・シト。
本作は現代劇だった。製作に「香港」としか出てこないが、香港色はまったくなく、大陸のもっさり味。俳優も女優もみんなもっさりしているのが妙にリアルではある。
しかし、で?となってしまう。青春ものにしては、笑いもなければ、つきもののバッドエンドもない。六人の友情が壊れることもなければ、六人のうちの誰かが死ぬこともない。その点、リアルな普通の人たち(ただし、腕は立つ)であった。サモハンも、プロデュースしたジャッキーも過去の人だなあ、と思う一作であった。
サモ・ハン・キンポー, ウェンジエ・ワン, ヨ―チャオ・ワン, ワン・フェイ, チャン・ジンチュ
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