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最高の人生のはじめ方

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モンテ・ワイルドホーン(モーガン・フリーマン)は著名な小説家。しかし今はアルコールに溺れ、創作活動への意欲も失い、孤独な日々を過ごしている。
このままではいけないと思い悩んだ彼の甥であるヘンリー(キーナン・トンプソン)は、避暑地で夏を過ごし、何とかしてモンテの執筆への意欲を取り戻させようと働きかける。
そして運命とも言えるその場所で、彼は魅力的なシングル・マザーであるシャーロット(ヴァージニア・マドセン)と3人の娘たちと交流を持つようになる。
彼女達のひたむきさに触れ合ううちに、創造性、優しい心を徐々に取り戻していくことになるのだが…。

The Magic of Belle Isle 2012年

感想

監督はロブ・ライナー。

偏屈老人と子供の組み合わせは鉄板だ。手あかがついたストーリーで、「ジューバルの冒険」のちぎられた最終ページの物語が何かに絡むのだろうということもわかる。けれど、それをどう描いていくのかがストーリーテリングの手腕だし、どう表現するのかが表現者の手腕だ。ロブ・ライナーだもの、任せれば良い。

今回は老人が実は将来を嘱望された野球選手だったこと。事故にあってしまい、歩けなくなった。それから妻の支えと、「ジューバル」のおかげで再起できて小説家になったこと。

ただ、偏屈モンテ、ということだが、子供の扱いは上手い。しかも、多分に社交的でもある。表面上だけでもきちんと取り繕う、ということを訓練されているからだ。それがアメリカらしいと思う。日本では子供を邪険に扱うところから始まるのだろうなあ、と思って見ていた。

主演はモーガン・フリーマン。何もしないのがデフォルトなのだが、今回は主演なのできちんと演じている。

ミセス・オニール役のヴァージニア・マドセンだが、ジュリアン・ムーアと中年の頃のメリル・ストリープを足して二で割ったような感じ。ジュリアン・ムーアがいなければ、スターになれたのかもしれない。

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