一曲だけヒットを飛ばしたが、その後は鳴かず飛ばずのしがないスタジオミュージシャンのゲリー(マーティン・フリーマン)は落ちぶれていく一方。
そして恋人のドーラ(グウィネス・パルトロウ)とも長い同棲生活を経て互いに婚期を逃し、今は惰性で生活している。
失望し気力を無くしたゲリーは、ある日夢の中でアンナ(ペネロペ・クルス)と出会い、彼女を通して、現実の世界では得られない愛、充足感、自信を見つけていき、アンナとの夢が彼の全てになっていく。
アンナへの想いが募るゲリーは、睡眠セラピーを開催するメル(ダニー・デヴィート)の訓示を受けるが・・・
The Good Night 2007年
感想
監督はジェイク・パルトロウ。
あのう。あのう。
「ラブ・アクチュアリー」のようなものを期待していたのですが。全然違うのですが。どうしてくれましょう、この気分。
マーティン・フリーマンにサイモン・ペグ。ここでコメディを期待したのですが。グウィネス・パルトロウは髪を褐色にすると、「めぐり合う時間たち」のニコール・キッドマンそっくり。それはいいけれど、なんだか場違いな感じだ。ペネロペ・クルスももう少し若ければ、と思う。
かっちりとくみあっていかない作品であった。ただ、この組み合わない違和感こそが、作り手の言いたいことだろうとも思った。
ちなみに、監督はグウィネスの弟らしい。
ペネロペ・クルス, マーティン・フリーマン, グウィネス・パルトロウ, ダニー・デビート
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