ロック・オブ・エイジズ

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時は80年代、とてつもないサクセスストーリーとスキャンダルがあふれ返る黄金時代のハリウッド。そこに待ち受けているのは輝かしい成功か、それとも華々しい転落か。

Rock of Ages 2012年

感想

監督はアダム・シャンクマン。

物語はドリューとシェリーの出会いと別れ、そして再会、と意外性がまるでない。それは、ミュージカルだもの、仕方がない。

恋が芽生えたときの高揚も気恥ずかしさもミュージカルにあう。若いドリューとシェリーの高揚も、コンスタンスとステイシー、バーボンルームの二人の愛も。

ただ、なぜだろう。正直なところ、退屈してしまった。ミュージカルとしては歌が少なめ(フルでうたうせいか、歌っている時間は短くはない)で、エンドロールまで入れて2時間というのは長かった。ミュージカルのキモはテンポの良さだと思うのだが、それがない本作は失敗。ミュージカルとしては、パフォーマンスで見せるべきなのだが、例えば「ヘア・スプレー」の歌って踊るおでぶちゃんのような印象的なキャラクターもいなければ、「ムーラン・ルージュ」や「シカゴ」の迫力もない。

市長夫人役のキャサリン・ゼタ・ジョーンズがど迫力だ。ただ、体を太めに作っていて(着ているのだろう)、出ている足だけが細くてちょっと奇妙だった。

トム・クルーズは完全に「逝ってる」ロッカーなのだが、案外似合っている。「健康第一」とかいいそうな人なのに。本人は新興宗教のサイエントロジーにはまっているのだが、悪魔崇拝的なロッカーにはフィットするのかもしれない。そういえば、「マグノリア」で「自己啓発家」になっていたのだが、それもはまり役だったしていたなあ、と思い出す。歌声もシンガーではなかったし、これまで歌うシーンもあまりなかったと思うのだが、(少なくともミュージカルで絵がある中では)きちんと歌えていたようにも思うのだが。それとも、本人の声ではなかったのだろうか。いやー、トム・クルーズな声だと思ったのだが。ステイシーは三十代そこそこなのではないかと思うのだが、いいような、わるいような。半裸でうろうろしているのだが、筋肉ばっちりである。それも若者の細マッチョではなくておっさんのガチムチというやつだから。それでも、「ラム・ダイアリー」のジョニー・デップよりは良かったと思うが。やはり、節制と化粧は人を若く見せる。

ロック・オブ・エイジズ(字幕版)

ロック・オブ・エイジズ(字幕版)

ジュリアン・ハフ, ディエゴ・ボネータ, ポール・ジアマッティ, ラッセル・ブランド, キャサリン・ゼタ=ジョーンズ, マリン・アッカーマン, メアリー・J・ブライジ, アレック・ボールドウィン, トム・クルーズ
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