桃花は6人兄弟の末っ子で、唯一の女の子。 ある時、史朗と出会った桃花は、彼に一目ボレ!
カワイイ妹の初恋に“シスコン”兄たちは大騒ぎ!恋路を邪魔する兄たちの試練を乗り越え、二人は果たして結ばれることができるのか…?
原題:桃花小妹 2009年
感想
兄ちゃんずはF4に時尚F4(本物のおぼっちゃんず)に個性派君。彼氏二人は飛輪海とめちゃくちゃ豪華、のはずなのだが。
取り囲む男達はみーんなお兄ちゃんたち。
シンディの演じる桃花はちょっと煮え切らない。おまけにぶりっ子だし。リアルな「日本の女の子」には多いのだけど、台湾アイドルドラマの面白さははっきりくっきりした「少女マンガの女の子」なのに。その「少女マンガの女の子」が意外なまでに「中華な女の子」と親和性があるのだが。
相手役のジローはちょっとぼうっとしていて、いつものちょっとうるさいのが減っていてそれは良かった。前髪パッツンのジローは可愛いし。この後、ジローは顔が変わっていく。それも、いかにも手を加えた、というような不自然な方向に。ここでももう手が入り始めているのかもしれないが、今までのところ、ジローの美しさはここがマックス。
ケルビンはこの直後に徴兵(数ヶ月だけど)に行ったのではないかと思うけど、痩せ過ぎだし、気の毒な役なのだが、コメディは悪くない。
それでもなぜだろう?というほど楽しくなかった。どうも、桃花のキャラクターに入り込めなかったのが原因なのだろう。
シンディの歌(What to do when I like you?/喜歡你怎麼辦)は今のところ見つけられず。
飛輪海の「很安靜」はアーロンとジローの声があまりぶつからず、結構いけます。飛輪海は、歌いたいアーロンとジロー二人の声がぶつかってしまい、ウーズンの声がよろよろしていて、ケルビンは細く、バランスが悪くて、ファンがひいきを探す、くらいにしか聞けたものではなかったのですが(好きでしたよ)、このアルバムは(比較的)バランスが良くなっていたのです。これが四人のラストアルバムになったんだったなあ。