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ミス・ポター

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ヴィクトリア朝の封建的な空気が漂う英国。アーティストとして生きることを夢みる一人の女性ビアトリクス・ポター。彼女は幼い頃に湖水地方で出逢った動物たちの絵に物語を添えて、絵本として世に出したいと願っていた。

Miss Potter 2006年

感想

監督はクリス・ヌーナン。

良作であることは確かだ。しかも、湖水地方の風景は美しい。
ビアトリクス・ポターの人生のうち、作家となり、ナショナル・トラスト運動を始める三十代をフィーチャーしたのは良い。ただ、なんだか退屈してしまう。エンターテイメントに飢えている私には何か物足りない。

演じたレニー・ゼルヴィガーは、「ブリジット・ジョーンズ」で得た英国風アクセントがよく生きていた。
ユアン・マクレガーは可愛らしいし、歌声はやっぱり「ムーラン・ルージュ」の暖かな歌声だ。
ただ、二人ともかつての映画を思い出させるだけで、やっぱり物足りない。

ノーマンの姉、ミリーを演じたエミリー・ワトソンだけが過去に見た出演作品を思い出させなかった。ただ、怪演するこの人をビアトリクスに持ってきた方が良かったのではないかと思う。

あの時代、開発をせずに警官を守ろうとしたビアトリクス・ポターの慧眼は賞嘆に値する。日本であれば?「地域活性化」の名の下に、「開発」されるだけだ。

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